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大谷翔平、13打席ぶりヒット→二塁へ華麗なスライディング 強行出場もようやく快音、ド軍は1点差に迫る

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月30日 11時0分

TBS NEWS DIG

■MLB ワールドシリーズ第4戦 ヤンキースードジャース(日本時間30日 ニューヨーク、ヤンキー・スタジアム)

ワールドシリーズ第4戦で、ドジャースの大谷翔平(30)が2点を追う5回の第3打席に3試合ぶりのヒットを放った。WSでは2本目の安打に。

WS制覇に“あと1勝”と王手をかけているドジャース。大谷は第2戦での左肩亜脱臼でその状態が心配されている中、この日も「1番・DH」で先発。初回は遊飛、3回は中飛も、第3打席で3試合13打席ぶりの安打をマークした。

3連勝で世界一に王手をかけているドジャースは、勝てば2020年以来の世界一に輝く。試合は初回にF.フリーマン(35)が第1打席に先制の2ランを放った。開幕戦から4連連発のフリーマンは、ブレーブス時代の2021年WS(第5戦)から“6戦連発”となり、MLB新記録をマーク。だが1点を返されると、3回にヤンキースのA.ボルピーに逆転満塁弾を浴び、2-5と試合をひっくり返された。

5回は先頭W.スミスのソロ本塁打で3-5と2点差に。大谷の第3打席では、ヤンキースはL.ヒルからT.ヒルに交代。初球から積極的に振り抜くと、打球はセンター前へ。その後、M.ベッツ(32)の打席では二塁へ走るもアウト。左手で胸をつかみながらの走塁となったが、二塁ベースへ華麗なスライディングをみせた。さらに打線は1死一・三塁でフリーマンの二ゴロ間に1点を返し、4-5と1点差に迫った。

ドジャースはWSでヤンキースをスウィープならば、1963年以来61年ぶりの快挙となる。前日の試合後の会見で大谷は「痛みもだんだん引いてきている。試合の中ではもう、痛い痛くないっていうのはあんまり考えてないので」と話し、悲願の世界一に向け最後の力を振り絞る。

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