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人の心をくすぐる弱いロボット「NICOBO」のクラウドファンディング開始

Techable / 2021年2月17日 8時0分

先日Techable(テッカブル)でも少し紹介した⼼の豊かさにフォーカスしたロボット「NICOBO(ニコボ)」がMakuakeにてプロジェクトを開始した。前回は一部しか紹介できなかったので、今回はもう少し詳しく「NICOBO」という存在に迫ってみよう。

マイペースな性格

「NICOBO」は丸い体と小さなしっぽが愛らしい小動物のようなロボットだ。目をきょろきょろさせたり、まばたきしたり、しっぽを振ったりする仕草に思わず「どうしたの? 」とかまいたくなるだろう。寝言やオナラなど人をふと笑顔にする行動も特徴だ。

また、はじめは「モコ」「モコモン」などのモコ語というコトバのみを話す。そのうち「あのね、えーとね」など聞いてあげたくなるようなコトバを発したり、口癖や特別な挨拶などお互いだけがわかるコトバを覚えてカタコトで話しかけてきたりもするという。

さらに「NICOBO」には自分の世界があるようだ。マイペースな性格で、しっぽは振るけど甘えてこないことや話しかけてきたかと思うとボーッとすることも……。機嫌の悪いときにはぷいっとすねていることもあるという。

なお、「NICOBO」には、Wi-Fi接続可能なインターネット環境と専用アプリが必要で、1か月980円の月額がかかる。

コンセプトは「弱いロボット」

「NICOBO」は、パナソニック株式会社と豊橋技術科学⼤学 岡⽥美智男研究室(ICD-LAB)により共同開発された。

その背景には、パナソニックのメンバーの「家では“ほっと”肩のチカラを抜いて自分らしくありたい」という想いと、同研究室が提唱する、人の優しさや思いやりを引き出す 「弱いロボット」のマッチングがあったようだ。両者は「弱いロボット」をコンセプトとして、人とロボットの対等な関係と、そこからはじまる新しい生活を築くべく「NICOBO」を開発した。

ちなみに同研究室は、自らではゴミを拾えない「ゴミ箱ロボット」や、ときどきモノ忘れする「トーキング・ボーンズ」など20タイプ以上の「弱いロボット」を生み出している。

「NICOBO」のMakuakeでのプロジェクトは2021年3月18日まで実施中。今なら「NICOBO」本体と月額利用料6ヶ月分のセットが35,800円で入手可能だ。リターン発送は2022年3月ごろを予定しているとのこと。

PR TIMES
Makuake

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