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rinna×デジタルヒューマン、顔・声・視聴覚を持ち、人と自由に雑談するAI開発へ

Techable / 2021年6月1日 13時0分

rinna株式会社とデジタルヒューマン株式会社は、自由に雑談するAIチャットエンジンと顔と音声で感情を表現するAIアバターを統合し、より自然なデジタルコミュニケーションを実現するAIキャラクターの開発に向け、協業を開始しました。

協業の目的

rinnaは、自然な会話を自動生成し、豊かな音声表現で感情を示す個性を持った独自のAIキャラクターを作成できる法人向けプラットフォーム「Rinna Character Platform」を提供中。一方デジタルヒューマンは、UneeQ, Inc.のディストリビューターとして、会話の内容に合わせて表情などを変化させるAIアバター「デジタルヒューマン」を日本で展開しています。この「デジタルヒューマン」は、幸せ・悲しみ・共感・恐怖・驚き・嫌悪感・怒り・好奇心といった感情を互いに組み合わせ表現することができるようです。

今回の協業により、「Rinna Character Platform」のインターフェースとして、「デジタルヒューマン」が利用できるようになりました。両社は、同プラットフォームと「デジタルヒューマン」を組み合わせたAIキャラクターの開発で協力するとともに、自社のタスク指向型チャットボット製品に同プラットフォームと「デジタルヒューマン」を組み込み販売するパートナーやAIキャラクターを企画するパートナーの開拓でも協力していくとのことです。

進化を続ける「デジタルヒューマン」

「Rinna Character Platform」は、AIが文脈に沿った会話文を自動生成して人間と自然に会話する「共感チャットモデル」や、AIが話し声や歌声で豊かに感情を表現できるようにする「音声合成システム」などの技術を応用して開発されたプラットフォーム。主に音声表現によって、より自然で感情的な会話を実現することができます。

「デジタルヒューマン」は、会話の内容に合わせて、顔の表情、声のトーン、唇の動き(セリフと同期するリップシンク)、ヘッドモーション、ボディモーション、マイクロアイモーション(眼球運動)が変化するスピーチアニメーション画像をリアルタイムに生成することが可能。こちらは主にビジュアル表現によって人間とのリアルなコミュニケーションを実現すると言えるでしょう。

この「Rinna Character Platform」と「デジタルヒューマン」の融合により、感情豊かで自然な会話をリアルな表情や動きと合わせて提供できるAIキャラクターの誕生に期待が高まります。

なお「デジタルヒューマン」は今後、グループ会話において適切な人に個別対応する話者認識機能、コンピュータービジョンAPIを用いた相手の個人特定、感情分析、年齢・性別などの属性分析、相手が手にした物体の認識機能などをリリースするようです。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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