パリ五輪絶望のバドミントン“フクヒロ”が心境 手術回避の廣田「悔いなし」福島「やりきった。その言葉だけ」
THE ANSWER / 2024年4月11日 6時18分
■アジア選手権1回戦で敗退
バドミントンのアジア選手権は10日、中国・寧波で女子ダブルス1回戦が行われ、東京五輪代表の“フクヒロ”ペアこと福島由紀、廣田彩花組(丸杉ブルビック)は韓国ペアに0-2(20-22、18-21)のストレート負け。パリ五輪代表入りは絶望的となった。2人は自身のSNSでサポートへ感謝。左膝前十字靱帯断裂の大怪我とも戦った廣田は「手術を回避し、レース続行してフクヒロとして戦い抜けてよかった」と記している。
代表枠は各国最大2枠。日本の女子ダブルスでは「シダマツ」ペアこと志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)の出場が確実となっている状況だった。2枚目の切符を「ナガマツ」こと永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)と争っていたが、逆転での代表入りを目指していたフクヒロは及ばなかった。
試合後に2人はインスタグラムを更新。同じ2ショット写真を投稿した。大怪我と戦った廣田は「オリンピックレースが終わりました。最後までやりきれてよかった。悔いがないわけじゃないけど悔いなしです!」と心境を記した。「手術を回避し、レース続行してフクヒロとして戦い抜けてよかったなと。本当にたくさんの方のおかげ。感謝です。ありがとうとメッセージをたくさんもらいますが、皆さんの応援が背中を押してくれました。ありがとうございました」と感謝した。
1学年上の福島も「長いようで短いようなオリンピックレースが終わりました。やりきった。その言葉だけです。最後まで皆さんが応援してくれたおかげです」とコメント。「そして、テイさん、廣田、吉冨コーチ、大日向先生 いつも一緒で本当にありがたかった。最後までありがとうございました。ありがとうって言いたい人達がたくさんいるな…フクヒロを最後までありがとうございました!」と感謝を記していた。(THE ANSWER編集部)
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