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皐月賞の超高速決着に競馬ファン驚き 最下位17着までイクイノックス超え「レベルが高すぎ」

THE ANSWER / 2024年4月16日 8時13分

第84回皐月賞はジャスティンミラノが制した【写真:産経新聞社】

■牡馬クラシック第1弾G1皐月賞

 競馬の3歳牡馬クラシック第1弾・G1皐月賞が14日、千葉・中山競馬場で行われた。2番人気のジャスティンミラノがゴール前で差し切り、無傷の3連勝で戴冠を果たした。勝ち時計の1分57秒1は従来の記録を0秒7も上回るコースレコード。しかも完走17頭すべてが、2年前の2着で後に「世界最強馬」となったイクイノックスを超えるタイム。競馬ファンからは「みんな自信持って帰ってこい」「レベル高すぎ」と称賛と衝撃の声が上がっている。

 発走直前にダノンデサイルが右前肢跛行のため除外となり、17頭で行われたレース。ゲートが開くと2番枠のメイショウタバルが2番手以下を6馬身以上離すハイペースで引っ張った。1000メートル通過は57秒5。場内からどよめきが起きる中、ペースがやや緩んだ4コーナー手前で名手・川田将雅騎手の2歳マイル王者ジャンタルマンタルが早めに仕掛け、坂下で先頭に立った。そのまま押し切るかに見えたが、坂を上がってからコスモキュランダとの併せ馬の形で追い上げたジャスティンミラノがゴール直前で差し切り、3戦3勝で1冠目を制した。

 勝ちタイムの1分57秒1は、ラブリーデイが持っていた従来の記録1分57秒8を0秒7も上回る驚異のコースレコード。ラブリーデイの記録は古馬になってから(2015年中山金杯)のもので、3歳の若駒がこれを塗り替えたのはハイペースで淀みのない展開になったことが大きいが、ネット上のファンからは「近年最強世代だ」といった声も出ている。

 その“根拠”となっているのが、近年の「最強世代」とされてきた現5歳世代の皐月賞の勝ちタイムを、今回完走の17頭全てが上回っているというもの。2年前の皐月賞を勝ったジオグリフの勝ちタイムが1分59秒7。この時の2着は、後に国際G1ドバイシーマクラシックを勝つなど「世界最強馬」となったイクイノックスで、走破時計は1分59秒8だった。今年のレースでは、最後に逃げつぶれる形となった17着のメイショウタバルでさえ、タイムは1分59秒3。全頭が力を出し切ったうえでの決着だった。

 もちろん、当時と今回を比較して馬場もペースも違うこともあり、単純に比較することはできないが「1分57秒1」という時計で優勝馬が駆け抜けたのは事実。それだけにX上では「みんなイクイノックスより早くゴールできたから自信持って帰ってこい!!」「たしかにイクイノックス自体がまだ完成じゃなかったにしてもちょっとポジティブに考えられますね」「今年はレベルが高すぎ」「ほんと速い馬が勝つ皐月賞だったか!」「全員が年度代表馬になる素質ある!」と驚きの声が上がっていた。

 一般的に速いタイムで走ると、故障のリスクも高くなるとあって「全頭無事にレース終わったことが何よりですね」「ハイペースで戦った馬たちが馬体に故障とか起こさなければいいが」「結果的に今年の皐月賞は1~6着馬までが従来のレコードを更新する結果。こういったレースで怖いのが故障」など、全馬の無事を願うファンも少なくない。(THE ANSWER編集部)

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