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今永昇太、また米国で爆笑さらう名言誕生「最近寝起きが悪いので…」 登板で最高のアラーム発見

THE ANSWER / 2024年5月9日 5時13分

カブスの今永昇太【写真:ロイター】

■キャラクターも愛される存在に

 米大リーグ・カブスの今永昇太投手が7日(日本時間8日)にシカゴで行われたパドレス戦に先発。7回0/3を投げて被安打7、2失点。勝ち星こそつかなかったが、7回まで無失点に抑える好投を見せた。チームは3-2でサヨナラ勝ち。中継した米放送局の試合後番組では、またも名言が炸裂。会見場に笑いをもたらしていた。

 8回に逆転2ランを浴びたものの、7回まで8奪三振で無失点という快投を披露した今永。7試合に先発し5勝0敗、防御率1.08。防御率はメジャーNo.1に立っている。投球はもちろん、そのキャラクターでも米ファンに愛される存在になっている。

 中継した米イリノイ州地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」の試合後の番組では、今永の会見の模様が伝えられた。「ストレートをしっかりベルトより上に投げられたので、そこが一番良かったかな」と好投を振り返った左腕。1点リードの6回1死一、二塁の場面ではマチャド、ボガーツを連続三振に仕留めてガッツポーズ。カブスファンからスタンディングオベーションを浴びた。

「確実に試合のターニングポイントだった。マチャドとボガーツという強打者を迎えて、三振奪えたら良いなと思っていたら、思った通り実行できたので安心しました」

 さらにこの場面の大歓声について問われると「あの瞬間は幸せな瞬間でした」とコメント。続けて「あと、最近寝起きが悪いので、あの歓声をアラームにしたらすっきり起きられるかなと思います」とジョークを言い放ち、英訳されると会見場が笑いに包まれた。爆笑する記者もいたようだ。

 逆転2ランについては「配球も、選んだ球も間違いじゃなかったと思う」としつつ、「思い返してみると投球テンポが一定になっていて、もう少しピッチクロックを上手く使って、時間を利用すればよかったなという反省はある」と冷静に振り返った。

 メジャーNo.1の防御率を誇るが「僕は自分のことを良いピッチャーだと思わないようにしています」ともコメント。自信を持ってもいいはずだが「なぜかと言うと、そういう風に思うことで油断が生まれると思っているので、自分はまだまだ未完成であって、これからこのチームと一緒に完成へと向かっていくんだという気持ちを持っているので(自信を持つまで)まだまだ長い時間がかかると思います」と語っている。(THE ANSWER編集部)

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