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大谷191キロ弾を超える“異次元HR”が爆誕 角度なんと15度の低空アーチ、衝撃データに注目

THE ANSWER / 2024年5月8日 16時33分

ヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:ロイター】

■打球速度といえばスタントン…大谷を超える今季最速弾は超低空

 米大リーグで、今季最速となる時速118.8マイル(約191.2キロ)という爆速弾が飛び出した。ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が、7日(日本時間8日)にニューヨークで行われたアストロズ戦で放ったもの。ドジャースの大谷翔平投手の記録を超え、まるでロケットのように飛んでいく超低空弾に、米記者が驚きのデータを紹介している。

 ヤンキースが6-1とリードして迎えた5回、先頭で打席に立ったスタントンはアストロズ先発バーランダーの初球、低めのスライダーをとらえた。すさまじい破壊音を残した打球は左翼スタンドへ一直線。飛距離421フィート(約128.3メートル)の今季7号ソロとなった。今季ここまでの最速本塁打は、大谷が4月23日(同24日)のナショナルズ戦で放った時速118.7マイル(約191キロ)だった。

 MLB公式のサラ・ラングス記者は、自身のX(旧ツイッター)でスタントンが放った本塁打の異次元ぶりを紹介している。「スタットキャストの計測開始(2015年)以降、彼にとって打球速度が6番目に速い本塁打。この間、14発の速度118マイル(約189.9キロ)以上の本塁打を放っている。複数放っているほかの選手:ジャッジ5、オオタニ2」として、今季際立った打球速度を残している大谷の上を行く選手として紹介。

 さらに打球の角度は15度という弾丸ライナー。同記者は、スタントンにとって2015年以降6本目となる15度以下(プレシーズンを含む)の一発だったと紹介。「2本以上柵越えを打った選手はいない。さらに、彼は最少角度本塁打の記録も持っている。2015年4月23日の13度だ」と伝えた。これだけ低い打球をスタンドまで運べるパワーに驚いている。(THE ANSWER編集部)

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