打者のスイングが捕手を直撃、被害者骨折の衝撃事故はベンチの指示が原因…指揮官「リスクは高い」
THE ANSWER / 2024年5月8日 20時3分
■カージナルスのコントレラス、ミットを前に突き出しての捕球が裏目に…
打者がフルスイングしたバットが捕手の左手を“強打”し骨折させてしまうという、衝撃的な事件が米大リーグで発生した。7日(日本時間8日)にセントルイスで行われたカージナルスとメッツの試合で、被害にあったのはカージナルスのウィルソン・コントレラス捕手。あまりの痛みにグラウンドをのたうち回ったこの事故が、ベンチの指示の結果だという報道が相次いでいる。
問題のプレーは、カージナルスが3-0とリードした2回に発生した。1死から打席にマルティネスを迎え、マウンドには元巨人のマイコラス。コントレラスがミットを前に突き出して投球を捕ろうとしたところ、フルスイングしたマルティネスのバットが、ミットをはめた左手を強打した。
コントレラスは後ろに1回転して悶絶。あまりの痛みに何事かを叫びながらグラウンドを駆け回り、トレーナーもすぐに駆け付けた。さらに足を震わせながら、必死に痛みに耐えていた。
MLB公式サイトの報道によると、この事故は、カージナルスベンチからの指示が原因になっているという。「コントレラスが投手のために低めのストライクをより多く取れるように、カージナルスはこのベテラン捕手を過去数年よりもプレートに近い所に配置した」と伝えている。
カージナルスのマーモル監督は、捕手を打者に近づけることを「とても大きなリスクだよ。(捕手の守備妨害との)判定が多く、フレーミングと評価されるので、オフシーズンによく話題になった」とし、コントレラスの負傷については「低めの球を受けるためにバッターに近づけば近づくほど、間違いなく話題の種になる。リスクは高い。そして我々はそれを経験してしまった」とした。
コントレラスは手術が必要で、全治4~6週間。試合後には報道陣の取材にも応じている。捕手が投球をストライクとコールさせる技術「フレーミング」が注目されるようになって久しいが、高まるベンチからの要求が招いた事故だったようだ。(THE ANSWER編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
スイングが腕直撃→骨折の惨事 “衝撃事件”に米悲鳴「見た中で最悪の怪我だ」
Full-Count / 2024年5月8日 16時50分
-
MLBで衝撃の事故 打者のスイングが捕手に直撃、左腕を骨折 コントレラスは苦悶の表情
THE ANSWER / 2024年5月8日 11時3分
-
痛すぎる…カージナルス正捕手・コントレラスが左腕骨折 打者のスイングするバットが直撃し負傷交代
スポニチアネックス / 2024年5月8日 10時51分
-
“神フレーミング”で山本由伸の2勝目アシスト 捕手バーンズが称賛「打者のバランス崩せた」
THE ANSWER / 2024年4月26日 8時58分
-
山本由伸のストライク率72%を生んだ「神フレーミング」 34歳相棒に「チートでは?」の声
THE ANSWER / 2024年4月26日 8時9分
ランキング
-
1「本当に悲しいアクシデント」 J1で味方同士衝突→プレー続行不能…同僚沈痛「かなり酷かった」
FOOTBALL ZONE / 2024年5月19日 19時50分
-
2パ・リーグで珍事! 3試合全てサヨナラ決着は10年ぶり3度目
スポニチアネックス / 2024年5月19日 17時37分
-
3【阪神】岡田監督 打者・才木浩人への〝三振指令〟でニヤリ「いや、ボール球振ったらあかんやろ」
東スポWEB / 2024年5月19日 22時7分
-
4連覇目指したU-17日本女子代表、北朝鮮に屈して準優勝…2大会ぶり4度目【U-17女子アジアカップ】
超ワールドサッカー / 2024年5月19日 22時35分
-
5大谷翔平が放った移籍初サヨナラ打をド軍番記者陣も絶賛「最高の瞬間だ」「こんな選手見たことない」
THE ANSWER / 2024年5月20日 8時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください