大坂なおみが笑撃発言「とっても不満だったわ」 難敵ムチョバにリベンジ果たし漏れた本音

全豪オープン女子2回戦、勝利した大坂なおみ【写真：ロイター】

■全豪オープン女子2回戦

　テニスの全豪オープン（OP）は15日、オーストラリア・メルボルンで女子シングルス2回戦が行われ、世界ランキング51位の大坂なおみが同20位のカロリーナ・ムチョバ（チェコ）に2-1（1-6、6-1、6-3）で勝利。3回戦に駒を進めた。場内インタビューでは「とっても不満だった」とリベンジ成功に笑撃の発言が飛び出していた。

　大坂は第1セットを1-6と一方的な内容で落とすも第2セットは打って変わってリターンが冴え6-1で奪い返した。勝負の第3セットでは第5ゲームで先にブレイクに成功。強烈なリターンが決まると雄叫びをあげて歓喜する場面も。最後もブレイクで決め3回戦進出を決めた。

　ムチョバには昨年の全米OP2回戦で敗れていた大坂。試合後の場内インタビューで雪辱を果たしたことについて聞かれると、「彼女に勝つのはとても難しいこと。全米OPでは、私は史上最高のウェアを着ていたのに打ち負かされたから凄く残念だったの……とっても不満だったわ」と冗談を交えながらも本音をこぼして笑った。

「だからちょっとしたリベンジね」と語った大坂。会場がざわつくと、「競技の環境でリベンジは必ずしも悪いものじゃないのよみんな。いずれにせよ、この勝利は私にとってとても意味があるものよ。彼女はとてもタフな相手だから」とムチョバへの称賛も忘れなかった。（THE ANSWER編集部）