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半崎美子 メジャーデビュー記念日に武部聡志と故郷でコンサート「新たな未来への一歩になりました」

東スポWEB / 2024年4月5日 23時53分

故郷の北海道・道新ホールで記念ライブを行った半崎美子(カメラマン・原田直樹)

歌手の半崎美子(43)が5日、故郷である北海道・札幌の道新ホールで「半崎美子デビュー記念日コンサートwith武部聡志~ありがとう道新ホール~」を開催。この日はメジャーデビューから丸7年となる記念日で、6月30日に閉館される道新ホールに立つ最後の機会にもなった。

同ホールは昭和38年の開館以降、数多のアーティストがそのステージに立ってきたが、北海道新聞社の本社移転に伴い、閉館することが発表されていた。

開演前、インディーズ時代と変わらず、自らの〝影ナレ〟で自身を紹介すると、デビュー当時毎日のように着用していたというさくら色の衣装で登場。7周年を故郷・札幌でライブをすることができる喜びと感謝を述べた。

音楽プロデューサー・武部聡志氏は「デビューした時に、いつか一緒に札幌でライブをやろうと話していて、こうして7年越しに約束を果たせうれしい」とピアノ演奏。半崎は語り合うように、メジャーデビューアルバム「うた弁」に収録されているヒット曲「お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~」「サクラ~卒業できなかった君へ~」や、玉置浩二、鈴木おさむ氏、本並健治氏といった有名人にもメディアで絶賛された「母へ」を披露。〝自身の楽曲が音楽の教科書に載ること〟という半崎の長年の夢を叶えた曲「地球へ」や最新アルバム「うた弁4you」に収録されている「雪の消印」「途」など、アンコール曲を含む全17曲を熱唱した。

アンコールの弾き語り後、サプライズで武部氏が花束を持って再登場すると、お客さんと一緒に「7周年おめでとう!」と叫んだ。半崎は号泣しながらも「皆さんの想いと自分自身の想いが1つになったことを、より一層感じられたステージでした。これまで支えてくれて、この地に集ってくれた皆さん一人一人に感謝の気持ちを伝えたいです。新たな未来への一歩になりました」と語った。

早々に完売し、満員となった客席の約700人の涙を誘ったかと思えば、3姉妹の三女らしく天真爛漫ぶりを見せつけて笑いも誘うなど、さまざまなジャンルの楽曲を手掛ける半崎らしく、盛りだくさんの記念コンサートに。また、半崎は自身のライブでは初めての経験だというスタンディングオベーションで幕を下ろした。

「地球へ」が今春から小学校5年生の音楽の教科書に掲載されている他、テレビの情報番組がきっかけで2019年にリリースした「母へ」が再注目を浴び、4月7日には「NHKのど自慢」の初ゲスト出演も予定されている。2024年はさらなる飛躍を期待できそうだ。

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