【DDT】青木真也 橋本千紘と再戦もリベンジならず「橋本の方が練習していた…」
東スポWEB / 2024年4月7日 13時58分
また勝てなかった…。DDT7日の後楽園大会で〝バカサバイバー〟こと青木真也(40)がセンダイガールズの〝怪物〟こと橋本千紘との再戦に臨むも時間切れ引き分けだった。
青木は22年12月にも橋本と対戦。白熱の攻防の末、最後は橋本のオブライト(原爆固め)で3カウントを聞いた。もう負けられない再戦に向け、藤田和之や〝悪魔仮面〟ケンドー・カシンのもとに足を運んでアドバイスを求めるなど気合十分で臨んだ青木は、序盤から緊張感のある試合を展開。バックやフルネルソンの取り合いで一進一退の攻防を繰り広げて観客を沸かせた。
だが、10分が経過すると橋本に俵返しでぶん投げられて大ダメージを負ってしまう。青木は打撃などで反撃を試みたが、強烈なスピアーやオブライト(原爆固め)を浴びて追い込まれる。それでも残り約3分でスリーパーで捕獲し、得意の〝子泣きじじい〟の体勢で後ろから組み付いて逆転を狙った。何度もマットに叩きつけられても離さなかったが、リング下に転落して橋本の下敷きになりたまらず子泣きじじいを解除した。
場外カウントが進むと橋本が先に立ち上がり、エプロンに上がる。このまま青木はリングアウト負け…かと思われたが、何と橋本に上から手を差し伸べられ、これを頼りになんとかリングイン。この時点で残り30秒を切っており、そのまま時間切れ引き分けとなった。
試合後、青木は「橋本の方が練習していたってことだ。負けてから1年半、俺の方が格闘技とかプロレスのことを考えて練習していたと思っていたけど、全然アイツの方が考えていた。それがよく分かったよ。その差がこれだよ…」と引き分けながら、さながら敗戦を喫したような表情だった。
一方の橋本は最後に青木を〝助けた〟理由を「勝ちにいっているので。最後はリングで勝ちたくて」と説明。さらに「引き分けっていうことは次があるっていうことですよね? これはDDTじゃないとできない戦いですよね。所属じゃない2人の試合をこうして組んでくれるDDTに感謝です」と〝再々戦〟を希望した。
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