【ソフトバンク】山川穂高 大ブーイングでも貫いた「どすこい」2発 染みついた熱男の魂
東スポWEB / 2024年4月15日 11時42分
やり続ける理由がある――。ソフトバンクの山川穂高内野手(32)がFA移籍後初めて古巣本拠地で臨んだ西武3連戦(ベルーナ)は“劇場型”だった。
12日の第1戦は全打席で耳をつんざくような大ブーイングで迎えられた。続く13日の2戦目はプロ野球史上2人目となる2打席連続満塁本塁打の離れ業。1本目では代名詞の“どすこいパフォーマンス”を披露して大ブーイングを食らったが、2本目は衝撃的な連発ということもあって獅子党は沈黙。不祥事など紆余曲折を経て同一リーグのライバル球団にFA移籍した大砲ゆえに、大きな話題を呼んだ。
とりわけ西武ファンのアレルギー反応が強かった「どすこい」。山川は2戦目の後にこう語っていた。「ロッカーの中の会話とかで『ホームラン打ったらやってね』というのはあるんで。どうしようかなという部分もあったんですけど、一緒に戦っていく仲間と盛り上がる一つの方法。みんなの思いもあるんでやります」。迷いがなかったわけではないが、信念を貫いた。
そもそも本塁打パフォーマンスをなぜ始めたのか。「松田さんは、僕が一番尊敬している選手なんです。到底近づけないですが、ああいうプロ野球選手になりたいんです」。ホークスOBの「熱男」こと松田宣浩氏に感化されたのがきっかけだった。勝っていようが負けていようがベンチを盛り上げ、球場に一体感を生む。同氏の現役時代に交流を深め、パフォーマンスの改良なども直接相談した。西武在籍時に臨んだ昨春のWBCでは球団の垣根を越えて“熱男魂”を「継承したい」と語り、侍ジャパンでも体現してきた。
野球選手としてグラウンドに立ち続ける以上は変わらない信念。熱男の偉大さを人一倍知るホークスナインに求められたことも大きい。「打ったらやるもんだと思ってやっていいのかなと思っています」。古巣本拠地では迷いがあったことを正直に吐露したあたりは、いかにも山川らしい愛嬌だったが、切り離せない理由は明確にある。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【ソフトバンク】山川穂高 7点差で〝どすこい〟迷うも「打ったらやるもんだと思って」
東スポWEB / 2024年4月14日 6時43分
-
【ソフトバンク】山川穂高の連続満塁弾にブーイングも消えた 「結果で示す」有言実行
東スポWEB / 2024年4月13日 22時13分
-
【西武】山川穂高に満塁弾2発を献上 12球団で唯一無被弾だったのに…場内大ブーイング
東スポWEB / 2024年4月13日 18時15分
-
山川穂高、西武戦でグランドスラム どすこいポーズに古巣ファン大ブーイング
Full-Count / 2024年4月13日 16時8分
-
【ソフトバンク】山川穂高へのブーイング 西武ファン「この3連戦だけは耐えてくれ」
東スポWEB / 2024年4月13日 6時8分
ランキング
-
1中日・高橋宏斗 完封目前で自らの守乱に猛反省「ヘボすぎ」「プロ野球選手じゃない」
スポニチアネックス / 2024年5月5日 21時54分
-
2ネリ、異例のグラブ変更要求 愛用品→日本製「見た目が小さい」 井上陣営は困惑「よくわからない」
THE ANSWER / 2024年5月5日 15時9分
-
3大谷翔平の会見にまさかの“乱入者”「お邪魔させてもらう」 笑顔の51歳が話題「可愛すぎる」
Full-Count / 2024年5月5日 14時50分
-
4清水東高率いて1982年度全国選手権Vの勝沢要さんが死去 85歳 「清水三羽ガラス」や武田修宏らJリーガー育てる
スポーツ報知 / 2024年5月5日 16時15分
-
5徳島退団のMF西谷和希「4年間、大変お世話になりました」 元同僚に感謝の言葉「ずっと憧れ」
FOOTBALL ZONE / 2024年5月5日 20時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください