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岸田首相 落とせば総裁選ピンチの島根1区…現地での応援演説は「マイナス効果」の指摘も

東スポWEB / 2024年4月15日 22時13分

支持率低迷が続く岸田首相

衆院3補欠選挙はいよいよ16日に告示され、28日の投開票日に向けて各地で選挙戦が繰り広げられる。

自民党は衆院東京15区と長崎3区で独自候補者の擁立を断念したことで不戦敗。しかし、島根1区は、事実上の与野党一騎打ちバトルの構図が決まり、勝敗の行方が注目されている。

「清和政策研究会」(安倍派)の元会長だった故・細田博之前衆院議長の死去に伴う同補選では、元財務官僚の錦織功政氏を擁立。一方、立憲民主党は元国会議員の亀井亜紀子氏が立候補する。

「島根1区は保守地盤です。選挙戦の争点は〝政治とカネ〟の問題でしょう。死去した細田氏は生前、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が取りざたされた。党内では同教団での批判が地元でくすぶっていることで『大丈夫なのか』と不安の声が出ています」(同党議員)

岸田文雄首相は同補選〝ラストサンデー〟の21日に錦織氏の応援で街頭演説を行う方向で準備が進めている。しかし「控えるべきではないか」と慎重論が出ている。

「地元では岸田首相が議席死守のため、島根に入るのことが逆にマイナス効果につながるのではないかと…。内閣支持率は低調です。裏金問題では十分な説明責任を果たしてないと国民から批判の声が出ています。だが、強行するでしょうね…」と同党関係者は話した。

岸田首相は同党総裁任期が9月に任期切れを迎える。3補選の結果は次期衆院選の指標になることで、同補選に負けると政権運営にも影響が出ると危惧されている。

前出の同党議員は「岸田総裁は勝敗ラインを設けていないが、保守地盤の島根を落としたら、次期衆院選の〝顔〟として戦えないとなりますよ。総裁選再選も厳しくなることが予想されます」と語った。

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