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【阪神】OBブラゼル氏登場が〝吉兆〟だった!? 首位中日に大勝で岡田監督「吹っ切れた」

東スポWEB / 2024年4月20日 6時8分

岡田監督も「吹っ切れた」

絵に描いたような快勝劇だった。阪神が19日の中日戦(甲子園)に7―0で大勝。相手の首位・中日に1・5ゲーム差にまで詰め寄った。

試合後の岡田監督が「今年、初めてこんなゲーム」と評した通り、理想的な形で投打がかみ合った。2回は一死満塁と相手先発のメヒアを攻め立て木浪の右前適時打でまず1点。続く青柳の右犠飛で2点を先制した。

すると3回は森下が、これまで打線に立ちはだかっていた〝2点の壁〟を一発でブレーク。2―2からの6球目、真ん中低め127キロのスライダーをすくい上げ、左越え4号ソロで3点目をたたき出した。「次の1点が大切になる展開。先制点を取れた中で次の1点が取れたので最終的に7点まで取れた」。10試合連続2得点以下だったチームを呪縛から解き放ったのは2年目の若虎だった。

4点リードとなった5回には、大山が2番手・福谷からバックスクリーンへの今季1号ソロで5点目を演出。開幕から調子の上がらなかった4番は「ここまでチームのみんなに助けてもらってきたので、ここからもっとチームの力になれるように頑張ります」。3安打猛打賞の活躍をみせ、猛虎打線を勢い付けた。

試合前のファーストピッチセレモニーではOBのクレイグ・ブラゼル氏(43)が登場した。2010年にタテジマの助っ人としてシーズン47本塁打。阪神在籍中に誕生し、現在は14歳になる長男に同氏は「トロット」と名付けている。名前の意味は「小走り」。つまり本塁打を打った際に自身が全力疾走ではなくスタスタと走る様子をイメージしたものだ。まさにイメージそのままに、この日の森下、大山にアベックアーチが飛び出したことで周囲から「ただの偶然とは感じられない」との声が上がったのもうなづける。

これで阪神は引き分けを挟んで4連勝。ようやく今季初の貯金1を作った。「ホームランもありつなぎもあり。吹っ切れた」。こう岡田監督が話したように、昨季のチャンピオンがようやく覚醒したのか。甲子園に集まった4万を超える虎党が期待に胸を躍らせた1勝だった。

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