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「アンチヒーロー」北村匠海「柊斗」が知らなかった?「あの大冤罪事件」

東スポWEB / 2024年4月22日 13時27分

北村匠海

21日放送されたTBS系日曜劇場「アンチヒーロー」第2話で、検察を舞台に起こった有名な事件が、主人公のらつ腕弁護士・明墨正樹(長谷川博己)の口から示唆された。

殺人事件で起訴され否認する被告の弁護人となった明墨は、検察側の証拠改ざんを疑う。「あり得ないっすよ」と返す明墨法律事務所の赤峰柊斗弁護士(北村匠海)に対し、「10年以上前に、ある制度が悪用された事件において、主任検事が証拠だったフロッピーディスクのデータの改ざんをした」と例を挙げた。

このセリフにX(旧ツイッター)では「あの事件か」「あの大阪地検特捜部の」「もう10年も前か」「懐かしいな」といった反応が。「ある制度」「主任検事」「フロッピーディスク」といえば、2009年に大問題化した大阪地検特捜部の証拠改ざん事件にそのまま当てはまる。

障害者向け郵便料金割引制度を巡り、実体のない団体に厚労省職員が偽の資格証明書を出したとして大阪地検特捜部が摘発。同省局長らが逮捕されたが、局長(当時元局長)は裁判で無罪に。主任検事による証拠のフロッピーディスク改ざんが発覚し、同検事は「我が国の刑事裁判史上例を見ない犯罪」と実刑判決で断罪された。上司の元特捜部長・副部長も起訴され有罪判決が下った。

この冤罪事件は検事総長の辞任にとどまらず、検察のあり方を考え直す事態に発展。取り調べの可視化などが検察改革の一環として導入された。

いわば検察全体が揺れた事件だった。ドラマの柊斗が現在25歳程度だとすると、当時小学生とあってリアルタイムの記憶がなくても不思議ではない。ただ、弁護士として刑事司法の実務に携わるに至る過程で、検察の証拠ねつ造事件を知る機会がなかったのか、疑問も生じさせ得る。視聴者のX投稿では「弁護士なのに知らないなんて」とツッコミも入った。

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