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【スターダム】上谷沙弥 突如フェニックススプラッシュの封印を宣言「靱帯が2本切れていました」

東スポWEB / 2024年4月23日 6時9分

「ハイフライヤー」として活躍する上谷沙弥だが…

決意の裏には――。女子プロレス「スターダム」の上谷沙弥(27)が突如、自身の代名詞「フェニックススプラッシュ」の封印を宣言した。

27日の横浜BUNTAI大会では上谷、飯田沙耶、フキゲンです★の3人が挑戦者として、ハイスピード王者・鹿島沙希と4WAY王座戦で激突する。同王座初挑戦となる上谷だが、ワンダー王座「V15」の最多連続防衛記録保持者の挑戦は異例のこと。「ハイスピードは私にとって新しい挑戦。この新たな挑戦のために、そして今後のプロレス人生を考えた結果、覚悟を持った上でフェニックススプラッシュを封印することを決めました」と決意を明かした。

苦渋の決断だった。ワンダー王者時代は同技で防衛を重ねた。だが、2022年11月のV10戦で放った不死鳥弾が挑戦者・白川未奈のアゴに命中。2か月の欠場に追い込んだことで、その後はリングに立つ恐怖と戦いながら防衛ロードを歩んだという。

23年4月に再び白川の挑戦を受け、約5か月ぶりに同技を繰り出すも敗北。王座から陥落し、それ以降、必殺技を使うことはなかった。実は白川との王座戦に向け不死鳥弾を練習中、肩を負傷していた。「肩がバキっていって、試合はテーピングを巻いて挑みました。なので、タイトルマッチは決死の思いで飛んでました」と振り返る。

その後もテーピングでごまかしながら試合を続けたが、昨年7月の「5★STAR GP」開幕戦で左ヒジを脱臼。4か月間の欠場を余儀なくされた。

「欠場中に肩も良くなったと思っていたんですけど、(23年11月に)復帰してから少し痛みがあったので、病院に行ったら肩が脱臼してると診断されて。靱帯が3本中2本切れていました」

デビュー当時からハイフライヤーに憧れ宙を舞い続けてきたが、その代償は大きかった。「飛ぶのが大好きだから、飛び続けていたら自分の限界を超えてしまった。いつの間にか身体がボロボロになっていた」という。

代名詞は封印するが、ハイスピード王座に狙いを定めてから5キロの減量に成功。クイーンズ・クエスト(QQ)で活動をともにした姉貴分・林下詩美が退団したことで、新たな自覚も芽生えた。「QQを背負っていくためにも、ハイスピードのベルトを巻いてユニットに勢いをつけたい」。翼をとじた不死鳥が新境地を開拓する。

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