【巨人】ついに9試合連続2得点以下… チーム内でささやかれる貧打の「原因」とは
東スポWEB / 2024年4月25日 5時3分
阿部慎之助監督(45)率いる巨人が24日の中日戦(東京ドーム)に2―3で競り負け、3位に転落した。
またもや貧打にあえいだ。今季2勝目をかけた先発の赤星が7回3失点(自責2)と好投するも、打線が援護できず。2点ビハインドの2回に萩尾の適時三塁打、岸田の犠飛で何とか試合を振り出しに戻したが、その後は無得点。これで9試合連続で2得点以下となり、得点力不足が深刻さを増している。
これには阿部監督も「バントミスもしているし、そりゃ勝てないですよね。そういう流れになっちゃってるからね」とポツリ。「投手が頑張ってくれているんでね。投手は(好調を)継続して、野手が何とか打って点を取れればいいだけなんで。課題は明確ですよ」と奮起を促した。
投手陣が12球団トップの防御率1・82を記録しているだけに、援護が乏しいのはもどかしいところ。なぜこうも点が入らないのかを巡り、チーム内からはさまざまな声が上がっている。
チーム関係者の一人は「投手陣が文句なしの活躍を続けてくれているからこそ、野手陣も『何とかして応えてやらないと』と、いつも以上に気持ちが入っているのでは。それが悪い形で空回りしてしまっていることも考えられる」とメンタル面を指摘。二岡ヘッドコーチも「打ってないわけではないので。みんなにプレッシャーがかかっているのかな、という感じで見えてしまいますね」と同様の見解を示す。
また別のチーム関係者は球界内で話題となっている「飛ばないボール疑惑」に触れつつ「他の球団も打てていないなら話は別ですけど、そういうわけではない。ただ、これだけ騒がれていると選手によってはどこかで先入観のような物が生まれている場合もあるのでは」と分析した。
打線が活気を取り戻せれば連勝街道も夢ではない状態なだけに、打開策を早く見つけたいところだが――。
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