バルセロナのシャビ監督が今季限りの退任を撤回し来季続投で合意 ラポルタ会長が会見へ

バルセロナのシャビ監督（ロイター）

スペイン１部バルセロナのシャビ監督が今季限りでの退任を撤回し、来季も続投することになったとスペイン紙「マルカ」など地元各メディアが一斉に報じた。

シャビ監督は１月２７日のビリャレアル戦に３―５で敗戦した際に「クラブは流れを変える必要がある」と発言。チームの低迷を理由に今季限りで退任することを表明していた。それでもクラブ側は慰留を求めていた中、シャビ監督は２４日にスポーツディレクターを務めるデコ氏と会談した後、ジョアン・ラポルタ会長宅を訪問。クラブ幹部らも集結し、約２時間の話し合いを実施し、来季もチームを指揮することで合意したという。

バルセロナは欧州チャンピオンズリーグ準々決勝で敗退。スペインリーグも首位レアル・マドリードと勝ち点１１差と連覇は絶望的で今季は無冠の可能性が高まっているが、２０２５年夏までの契約を順守する方針という。２５日にもラポルタ会長が監督続投について会見を行う予定だ。