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【京王閣競輪】黒沢征治 激闘の疲れ癒す必需品「便器にしか見えなくなった」

東スポWEB / 2024年4月28日 21時27分

便器のようなもの持つ黒沢征治

京王閣競輪のナイターFⅠ「サテライト市原カップ」が29日に開幕する。前検日の28日には西武園記念の激闘を終えた黒沢征治(32=埼玉)が、何やら悩ましげに、ニヤついていた。

「もう、便器にしか見えなくなったんです(笑い)」

手にしているのは足のマッサージのためのハイレベルな器具。トップ選手たちも使っている流行器具なのだが、なんとも見た目がシュール。かつてマルセル・デュシャンが芸術品として提示した〝便器〟の様相を呈しているのだ。

とはいえ肉体のケアには絶対に必要なもので、丁寧に運びつつ、もう一つの悩みを口にした。西武園記念決勝の前のことだ…。

「アイツ、CS中継でも呼び捨てにしていたでしょう! もう!」

地元埼玉勢が5人決勝に乗り、黒沢は先頭で同期の森田優弥(25=埼玉)が番手回り。本放送の出場者インタビューで、森田は「セイジの番手」と平然と答えていた。同じ釜の飯を食った同期の間柄で、普段から仲は良く、普段は、いい。

確かに普段は呼び捨てでいい。しかし「公の場では〝さん〟をつけてほしいですよ。7個も年上なんですよ~、もう!」。ほほえましい悩みを話しつつも、初日(29日)12R特選に向けては表情を引き締めた。「山田(雄大)君とは2回目の連係。前回、強かったので…」。

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