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【いわき平競輪・GⅠ日本選手権】平原康多 決勝も見据えた関東結束でGDR賞に挑む

東スポWEB / 2024年5月2日 16時22分

平原康多

福島県・いわき平競輪場の令和6年能登半島地震復興支援競輪 大阪・関西万博協賛GⅠ「第78回日本選手権競輪」(優勝賞金8900万)は3日、4日目を迎える。メインの11Rゴールデンレーサー賞では、平原康多(41=埼玉)の復活劇第2話が上演される。

〝帰ってきたヒラハラサン〟は5月5日、公開予定だ。そのプロローグが2日目(1日)の11R特選で行われ、強豪集う一戦を真杉匠が最終ホームから一蹴。犬伏湧也が脚を使っての逃げだったとはいえ、そこをまくる真杉の後ろで貫禄を示した。3角では後ろに三谷竜生が来たことも把握。直線はやや危なっかしかったが、平原らしい大きな動きでけん制した。

「昨年のダービーは出場すらできなかったので」

たび重なる落車と、治らない体に悩み続けた。「ここまでのものはなかった」と辛そうにしていることもあった。ようやく、だ。GⅠの優勝争いをできる状態で、ダービーの舞台に立っている。

直前の西武園記念初日特選は栃木両者と別線で戦った。その時は「(武藤)龍生は心から応援できる選手であり、仲間。地元だったので」と4番手でチャンスの少ないケースを避けた。が、今回は「すべてにおいて状況が違う。そもそも栃木の2人には世話になっているので」と、ゴールデンレーサー賞は関東結束で挑む。

いわき平の長い直線は3番手でもチャンス十分。決勝の予行演習…となるのかも。

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