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【西武】6カード連続負け越しで新たな連敗街道か 12球団ワースト貧打のテコ入れ必至

東スポWEB / 2024年4月29日 11時28分

ベンチで厳しい表情の松井稼頭央監督(右)

西武は28日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)で延長12回、二死満塁から古市尊捕手(21)による痛恨の捕逸で2―3のサヨナラ負け。今季6度目、連日のサヨナラ負けで昨季から続く延長戦での連敗は「15」となり2リーグ制後のプロ野球ワースト記録をさらに更新した。

カウント1―2から柳田への4球目、ヤンのスライダ―を捕球できず自らのパスボールで試合を落とした古市は立ち上がれなかった。サヨナラ勝ちに沸くホークスナインの傍らでガックリ膝をつき野田バッテリーコーチに肩を叩かれる姿が痛々しかった。

松井監督は「そこは、こちらが使っているので。こちらの責任なので」と育成出身の3年目捕手をかばった。

一方でチームはここ15試合2勝13敗で連勝はなし。7連敗、4連敗の後に再び2連敗と新たな連敗街道が始まった感もある。

初戦に先発した今井の7回1失点に続きこの日先発の隅田も8回2失点といずれも先発としての役割を十二分に果たし打線の援護を待ったが、味方打線は計12安打を放ちながら、8回一死満塁で佐藤龍の犠飛で同点に追いつくのが精一杯。9回以降、3度の得点機にあと一本が出ず先制された試合は11戦全敗となった。

これで西武は6カード連続の負け越しでソフトバンク戦は5戦全敗。借金は8となり首位・ホークスとの差は9ゲームに広がった。

そのホークスとは2カード先、5月3日からは本拠地・ベルーナドームで折り返しの3連戦があり次戦・日本ハム2連戦(4月30日、5月1日)を含め、このまま深い谷を脱出できなければ何らかのテコ入れは必須の情勢となっている。

球団周辺からは「このまま借金がかさんでいけば、何らかのテコ入れはせざるを得なくなってくるでしょう。ただ、それは監督以外のところで。プラス補強も同時進行で動いていくでしょう」と舞台裏のドタバタぶりが伝わってくる。

最下位低迷の要因が12球団ワーストのチーム打率2割7厘という貧打にあることから、打撃コーチの配置換えに加え新外国人補強、トレードの模索とフロント、編成サイドの動きが慌ただしくなってきそうな西武だ。

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