飼い主留守中に大火事を起こした〝放火猫〟 借金返済のため生配信でカネ稼ぎ

放火猫・金剛貂（ドウインから）

中国で飼い主の留守中に大火事を起こした〝放火猫〟が、飼い主への〝借金返済〟のためＳＮＳのライブストリーミングに出て、人気者となっている。香港メディア「星島日報」が２９日、報じた。

四川省のダンダンさんは愛猫の金剛貂を家に残し、麻雀を打ちに出掛けた。その間、金剛貂（ジンゴウジャオ）は誤ってキッチンの電磁調理器のスイッチを入れて火事を起こし、１０万元（約２１６万円）もの被害を出してしまった。キャビネットに隠れていた金剛貂は全身ススだらけになりながらも無傷だったという。

ダンダンさんはショート動画アプリ「ドウイン」のアカウント名を「四川で最もワルな猫」にして、〝埋め合わせ〟としてライブストリーミングに金剛貂を出演させた。

ダンダンさんが「借金を返済するために働かせている」と冗談を言いながら、金剛貂が「放火犯」「生放送で借金返済」などの看板を首から提げ、〝借金返済〟のために出演する愛らしい姿は大人気となっている。

ユーザーたちは「うちの猫はトイレの猫を流し続けるので水道代が高い」「この猫は今では本当に１０万元の価値がある」などのコメントを寄せている。