ドルトムント クロップ氏の来夏復帰計画を英紙報道 監督以外の要職を検討か

リバプールを指揮するユルゲン・クロップ監督（ロイター）

イングランド・プレミアリーグのリバプールを指揮するユルゲン・クロップ監督が、かつて指揮官を務めた、ドイツ１部ドルトムントに復帰する可能性を、英紙「インデペンデント」が報じた。

クロップ監督は、リバプールの指揮から今季限りで退くことを表明。今後に向けて、来季は休養にあてる可能性が高いとされている。そんな状況の中、同紙は「ドルトムントは、１１年ぶりの欧州での大一番を控え、来年のことも考えている。クラブ周辺では、来夏にクロップ前監督をフットボール部門のトップとして復帰してもらうという話が出ている」と伝えた。

ドルトムントを指揮した２００８～１５年には、２度のリーグ制覇を果たし、１３年には欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）決勝に導いた。そんな功労者に報いる方針と言えそうだが、名将が現場に復帰する意思があるとすれば、クラブ、代表問わず多くのオファーが殺到するのは間違いないだけに、実現へ向けてのハードルは高いだろう。

ドルトムントは今季リーグ戦５位にとどまっている一方で、ＣＬは４強入り。ホームで行われた１日の第１戦でパリ・サンジェルマン（フランス）に１―０で勝利し、１３年以来の決勝進出に近づいた。