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在日シンガポール大使館員が銭湯で盗撮→任意同行拒否して帰国 国際問題に発展か

東スポWEB / 2024年5月3日 6時13分

警察の任意同行には応じなかった(写真はイメージ)

在日シンガポール大使館の元参事官の男性(55)が東京・港区の銭湯で男子中学生を盗撮した疑惑が浮上し、批判の声が上がっている。警視庁は児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)や性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の容疑で捜査をしている。

事件があったのは2月のこと。銭湯の脱衣所でスマホを使って男性は少年の裸を撮影した疑いがある。銭湯関係者が通報し、駆けつけた警察官に男性は撮影を認めたが、任意同行は拒否。その場でスマホにあった約700枚の画像は削除していた。

通常ならすぐに逮捕となる案件だが、外交官には不逮捕特権があるため逮捕とならなかった。

シンガポールでは朝日新聞やNHKなど日本の報道を引用する形で事件が報じられている。現地メディア「ストレーツタイムス」は「銭湯(sento)として知られる日本の公衆浴場は通常、共同で利用され、訪問者はシャワーを浴びて浴槽に入る前に男女別の更衣室で服を脱ぎます」と銭湯の仕組みを詳報。

さらに、「2006年、日本の警察はビザ申請中の日本人女性にセクハラをしたとして東京のインド大使館の関係者を告訴したとタイムズ・オブ・インディア紙が報じた。警視庁が逮捕状を取得したにもかかわらず、彼はインドに帰国することができた」と不逮捕特権に関する過去の事例も紹介した。

同じく現地メディアの「チャンネルニュースアジア」も報道。同メディアの取材にシンガポール外務省はメディアからの問い合わせで事件を知ったと説明。疑惑を持たれている男性は予定通り任務を終えて4月中旬に帰国したという。

同省は「すべての職員が最高の行動基準を守り、受け入れ国の法律を遵守することを期待している。東京の当局に情報を求め、この事件を調査する予定です。私たちは当局と協力し、必要な措置を講じる」と答えている。

同メディア公式「X」(旧ツイッター)には「私たちの子どもたちを守れ!」「彼を縛って日本に送ってください」など、怒りの声が渦巻いている。

シンガポール政府の対応に注目が集まっている。

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