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【F1】ローレンス氏が株大量売却へ 影響力低下はドラ息子解雇の布石か「ランスは厳しくなる」=独報道

東スポWEB / 2024年5月4日 6時2分

ピンチのランス・ストロール(ロイター)

F1アストンマーティンでオーナーを務めるローレンス・ストロール氏(64)が、チームの株式25%を売却することで、海外メディアから影響力低下の指摘が出ている。

フランスメディア「オートジャーナル」など欧州各国メディアは、ストロール氏がチームの株式の25%を売却する方針と一斉に報じた。

この動きを受けて、ドイツメディア「テューリンゲン24」は「現在、チームオーナーは思いきった措置を検討している。これは彼のレーシングチームだけでなく、彼の息子であるパイロットのランス・ストロールにも影響を与えるだろう。カナダ人選手は存亡の危機に瀕する可能性がある」と指摘した。

同メディアによると、株式の売却先は米国の投資企業「アルクトス」。依然としてローレンス氏が筆頭株主でオーナーであることに変わりはないが、昨年11月にもアルクトスに一部株式を売却しており「株式の約3分の1を保有することになれば、同社はチーム内で適切な発言権を持つことになる」と今後は同社が大株主になることでチームへの影響力が増し、ローレンス氏による〝独裁体制〟から発言権も分散することにつながるというわけだ。

ローレンス氏の独断が通らなくなると、一番困るのは〝ドラ息子〟のランスだ。

同メディアは「ランス・ストロールは困っている」とズバリ指摘。アストンマーティンに所属するランスは、低迷しても父の威光から契約は自動延長だったが、そんな〝聖域〟にもメスが入るというのだ。

「これはストロールの息子にも影響を与える可能性がある。ランスは7年間F1で運転してきたが、彼が本当に説得力のあることをしたことはほとんどなかった。同じ車体に乗っているチームメートのフェルナンド・アロンソとの競争は全く見られない」とランスにはF1ドライバーとしての実力がないと批判して、こう続ける。「これから株式売却に関する報道が続く可能性がある。チームの有力者である父親がいないと、息子のランスにとって状況は厳しくなる」。チームの株式が高騰していて最も売り時の今、ストロール氏が実業家としての判断のもと、株式を順次売却していくとの観測が高まっている。そうなると、ランスの立場は一気に危うくなるというわけだ。

中国グランプリ(GP)の凡ミス&逆ギレ騒動で四面楚歌となっているランス。最大にして唯一の後ろ盾である父の影響力が低下すれば、急転解雇へ加速していきそうだ。

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