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【西武】ドラ1武内夏暉がソフトバンク・柳田&山川を〝完封〟 捕手・炭谷が用意していた雪辱への布石

東スポWEB / 2024年5月4日 6時36分

ドラ1武内を8回零封に導いた西武・炭谷銀仁朗

西武が3日のソフトバンク戦(ベルーナ)に1―0で勝利。対ホークスの連敗を6で止めた。またチームは4月7日の日本ハム戦(エスコン)以来、19試合ぶりの連勝をマークし、5月の連勝スタートを決めた。

勝因は強力な鷹打線を8回4安打無失点8奪三振に封じ、2勝目を挙げたドラフト1位左腕・武内夏暉投手(22)の堂々たるマウンドさばきだ。1番・周東を3打数無安打に封じ、3番・柳田、4番・山川、5番・近藤の強力クリーンアップを相手に計8打数無安打4三振に斬った。

試合後の武内は「とにかくチームの勝利に貢献したかった。その通りになってうれしい。少し期間も空いて、次の勝利が欲しかったのでよかった」と4月3日のデビュー戦(対オリックス)以来となった2勝目を喜んだ。

この日は要所で決め球のカーブを駆使し、柳田から2三振、山川から1三振を奪った。これについては「打者の目線をズラして空振りもカウントも取れる球。炭谷さんの指示通り投げられました」と胸を張った。

前回のソフトバンク戦は4月28日。敵地での対戦で同じ左腕の隅田をリードした炭谷銀仁朗捕手(36)は柳田の2打席目までに計5球、山川に対しては4打席の18球中10球のカーブを要求し、この日の〝リベンジ〟につながる布石を打っていた。

先発マウンドに立った武内と炭谷のバッテリーは、柳田を4回の第2打席でカーブをウイニングショットに選び、空振り三振に仕留めた。この日のターニングポイントとなった6回二死三塁、柳田の第3打席ではツーシームで内角を意識させた上でフルカウントからの勝負球に再びカーブをチョイス。2打席連続の空振り三振でピンチを見事に脱した。

炭谷はこの場面を「三振を取るならカーブという頭はあった。ただ前の打席でカーブを三振しているだけにカーブは(柳田の)頭にある。隠して隠して(7球目)というところ。走者は三塁ですからヒットも許されない場面」と振り返った。

また、炭谷は山川が初回第1打席の初球カーブを強振してきたことに言及し「あれでいいんですよ。あれを振ってくれる方がこっちはやりやすい。真っすぐも行きやすくなる。(誘いのカーブを)振ってこうへんと、いつ真っすぐを狙っているのか判断しにくくなる」。この日、いきなりカーブに食い付いてきた山川の反応を〝歓迎〟していた。

さらに炭谷は「武内が抜群に(要求に)応えてくれた。こっちのイメージしていたことがイメージ通り進んでくれた」ともコメント。各打者のインコースを大胆に突き、自ら投球の幅を広げていた底知れぬルーキー左腕のポテンシャルを絶賛していた。

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