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高田みづえ 新人「総ナメ」トップアイドルの悩み 今、本当に打ち解けられる友達がほしいんです

東スポWEB / 2024年5月5日 10時14分

悩める心境を明かした高田

【今週の秘蔵フォト】1985年にイケメン力士として人気を呼んだ元大関若嶋津(2022年に定年)と結婚して大きな話題を呼んだ高田みづえは、77年のデビュー時に新人賞を総ナメにした“超新星”だった。

60年6月23日、鹿児島県出身。76年にオーディション番組「君こそスターだ!」でグランドチャンピオンに輝き、77年3月に「硝子坂」でデビュー。オリコン9位のヒットを記録。続く7月の「だけど…」は6位、10月の「ビードロ恋細工」も9位に入り、デビュー半年でトップアイドルに。10月の銀座音楽祭では「硝子坂」でグランプリを獲得した。

77年10月13日付本紙では「賞と友達がほしい17歳」の見出しで受賞直後のインタビューが掲載されている。「信じられない気持ちで…。他の人が取ると思ってたんです。でも頂いてよかった。本当にうれしいです。新宿音楽祭では金賞を取りたいと思います。それから紅白歌合戦にも出場したいですね。グランプリを取ったので(鹿児島の)おばあちゃん、おじいちゃんに東京見物をさせてあげたいです」と笑顔を見せた。

それでも「今、本当に打ち解けられる友達がほしいんです。(清水)由貴子ちゃん、(榊原)郁恵ちゃんとは楽屋で一緒で友達なんですけどね…。銀座音楽祭でグランプリを頂いて、自分だけはしゃぐわけにもいかないし…。声をかけても変に意識しちゃって、ね」と悩める心境を明かしている。

しかしインタビュー直後には本当に新宿音楽祭で金賞を獲得。大みそかには紅白歌合戦出場も果たした。さらにはレコード大賞新人賞も手中にして、実に11のイベントで新人賞に輝いた。デビュー1年目で全てを奪い尽くした感は強い。

「今はポップスでもいいけど、将来的には絶対に演歌を歌いたいです。こぶしをコロコロきかせてね」と夢を語り、その後もサザンオールスターズのカバー、「私はピアノ」(80年)、「そんなヒロシに騙されて」(83年)など多くのヒット曲を残し、息の長いアイドルとなった。若嶋津との結婚を機に、芸能界を引退。夫の引退後は女将として部屋を支えた。思えば鮮やかで華麗な引き際だった。

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