ＡＫＢ４８新シングルの初選抜入りは２人 徳永羚海「すごい震えてるんですけど…現実ですか」

初の〝選抜入り決定〟を伝えられた瞬間、徳永羚海（左）がガッツポーズ、正鋳真優は驚きの表情を見せた（Ｃ）ＡＫＢ４８

ＡＫＢ４８が５日、６４ｔｈシングル（７月１７日発売、タイトル未定）の選抜メンバー発表第５弾を行い、徳永羚海と正鋳真優が初の選抜メンバー入りを果たした。

５月１日から始まったＡＫＢ４８公式ＳＮＳでの６４ｔｈシングル選抜メンバー発表。４日の第４弾の発表を終え、６０ｔｈシングル「久しぶりのリップグロス」から６３ｒｄシングル「カラコンウインク」まで４作連続の選抜メンバー数１６人に達したが、動画の最後にはこれまでにはなかった「Ｔｏ Ｂｅ Ｃｏｎｔｉｎｕｅｄ…」の文字が。ＳＮＳ上では「続くの？」「センターの発表？」などさまざまな臆測を呼んでいた。

そして、発表５日目となるこの日、選抜入りの発表が続き、徳永羚海と正鋳真優が初の選抜メンバー入りを勝ち取った。

何も知らされず劇場に呼び出されたふたり。「６４枚目シングル選抜メンバー入り決定です。おめでとう」との音声がタブレットから流れると、それぞれ全く違ったリアクションを見せる。

徳永は、劇場の扉を開けるところからすでに不安そうな表情で、テーブルのタブレットを恐る恐るタッチ。選抜入りが知らされると、みるみる目が真っ赤になり、震える手を自ら押さえながら「本当ですか？」「現実ですか？」と受け止めきれない様子。２０１９年にチーム８鳥取県代表としてＡＫＢ４８に加入してから５年目を迎え、なかなか選抜入りできない現実に焦りや不安があったことを告白。そんな中でつかんだ選抜の座にうれしさと安堵を感じながらも「ここで満足せずに自覚をもっともって頑張りたい」とさらなる飛躍と努力を誓い、見守ってくれていた家族とファンにも感謝の気持ちを伝えた。

一方、正鋳はよく分からない状況を逆に楽しんでいるかのようなニコニコの笑顔で、タブレットも着席と同時に何の迷いもなく即タッチ。選抜入りが伝えられると、手を忙しく動かして、口元や耳を覆ったり、頭を抱えたり、胸元を抑えたりしながら、「えっ？」を連発。「現実じゃないかな」「夢かもしれない」と動揺しっぱなしでしたが、それでも最後まで笑顔のまま「頑張りまーす！」といつもと変わらず明るく元気よく締めくくった。

５日間にわたる発表で６４ｔｈシングル選抜メンバーと、今作が１８人体制ということが判明。明日６日は１８人の中からセンターを務めるメンバーを発表される。

この日の選抜入り発表動画で、徳永羚海（とくなが・れみ＝１７／チーム８）は「動揺が隠せなすぎて手がすごい震えてるんですけど…現実ですか、これ。素直にすごいうれしいです。最近、焦る気持ちがすごいあったので、どんどん選抜に遠くなってきたのかなっていう気持ちが正直すごく最近あったので、この発表を聞くことができてすごいうれしいしほっとしてる気持ちが正直あるんですけど、でもここで満足せずにここで６４枚目シングルを盛り上げていけるように、自覚をもっともって頑張りたいと思います」とコメント。

感謝を伝えたい人を聞かれると、「やっぱり一番そばで応援してくれてる家族に伝えたいですし、いつも信じてついてきてくれるファンの方に伝えたいです。もっともっとこれまで以上に気合を入れて頑張ります。よろしくお願いします。頑張るぞー！」と決意した。

正鋳真優（まさい・まゆう＝１９／１７期生）は「夢か、これは。えっ？ちょっと待ってください。なんか全然状況が飲み込めてなくて信じられないんですけど、え？ えぇぇ、えぇぇ、なんかどうしよう。頭回らないです。うれしすぎるけど全然もう現実じゃないかなって思って夢かもしれないって思ってます。頑張ります。うそ、うれしいです。でも、えっ、頑張りまーす！」と信じられないといった様子だった。