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畑山隆則氏 井上尚弥のダウンなければ「ネリは2ラウンドで終わってた」

東スポWEB / 2024年5月7日 11時53分

畑山隆則氏

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体王座戦(6日、東京ドーム)で、統一王者の井上尚弥(31=大橋)がWBC同級1位のルイス・ネリ(29=メキシコ)に6ラウンド(R)TKO勝ちで防衛に成功した。

元WBA世界ミドル級王者・竹原慎二氏(52)は7日までに自身のユーチューブチャンネル「竹原テレビ」を更新。別のチャンネルで元WBA世界ライトフライ級王者の渡嘉敷勝男(63)、元WBA世界スーパーフェザー級王者の畑山隆則氏(48)と世紀の一戦を生配信していたが、自身のチャンネルで改めて試合を振り返った。

竹原氏は「見事でしたね。1ラウンドでダウンしての、2ラウンドでダウン奪い返しての、6回KOか」と称賛。

渡嘉敷氏は「早く終わるかと思ったけど、まさかダウン奪われるとは思わなかったから心臓に悪い」とおどけてみせた。

一方、畑山氏は「1ラウンドのダウンがなければ、2ラウンドで(ネリは)終わってた」と独自見解。両者のボクシング技術の差は相当で、ダウンがなければ早期決着だったと指摘した。これには竹原氏も「1ラウンド以外は(井上の)圧勝だった」と同意。

その上で畑山氏は「1ラウンドの井上さんのダウンがあって、2ラウンド立て直して。2ラウンドからしっかり細かくジャブ、ワンツー。(大振りパンチ)なくなったじゃん。我に返って、いつもの手堅いボクシングをしだしての結果が6ラウンドだから」と総括した。

井上にとってはデビュー27戦目にして初のダウン。竹原氏は「今日のダウンが人間味があっていいよね。人間なんだ~」とほっこり。渡嘉敷氏が「あれでボクシング面白いなぁと思う人いたんじゃない?」と振ると、畑山氏は「いや、もう最高でしょ。井上ちゃんでも(ダウン)あるんだな」と笑顔で語った。

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