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〝高利貸し疑惑〟中条きよし議員にラブコール送るNHK党・立花孝志の「皮算用」

東スポWEB / 2024年5月8日 6時17分

中条氏と立花氏

歌手で、日本維新の会の中条きよし参院議員に違法金利での貸し付け疑惑が浮上し、去就が注目されている。議員辞職も迫られている中、NHKから国民を守る党の立花孝志党首は恥も外聞も顧みず、秋波を送っている。

中条氏は知人に1000万円を貸し付けた際に年利60%の金利で契約を交わした違法金利疑惑を「週刊ポスト」で報じられた。維新の吉村洋文共同代表は7日、「金利のところが本当にそうなのか。丁寧に確認したほうがいい」と党で調査中としたが、中条氏が当選した2022年の参院選時に代表だった松井一郎氏は「事実であれば潔く辞職すべき」と引導を渡した。

「犯罪行為なら(被害者は)まず警察に行くべき。大したことがない。ぜひウチの党に来てください」とラブコールを送ったのが立花氏だ。大津綾香氏との代表権争いで一審敗訴しており、国政政党を取り返すのは至難の業。そこで5人の国会議員を集めて、新党を作ってしまうウルトラCの算段を立てている。

「既存政党から比例で当選した議員は他党に移籍できないが、真っさらな新党なら可能です。国政政党ならば政党交付金が得られるほか、衆院選では比例重複立候補ができ、政見放送にも出られる。参院選でも少ない資金で戦えるなどメリットが大きい」(議員秘書)

過去には、お騒がせの議員が集まった新党が誕生したことがある。11年に仮釈放後の鈴木宗男氏が結党した「新党大地・真民主」には陸山会事件で公判中の石川知裕氏や、週刊誌をにぎわせた〝さくらパパ〟こと横峯良郎氏ら5人が集結し、歌手の松山千春は「それぞれがワケありで、ワケあり新党」と自虐した。

なんとかして国政政党を復活させたい立花氏は「中条さんだけでなく、あと3人をなんとか集めたい」と意気込む。無所属の議員だけでも衆参で10人以上おり、パパ活騒動の吉川赳衆院議員や洋上風力発電事業を巡る汚職事件で逮捕された秋本真利衆院議員、裏金騒動の世耕弘成参院議員のほか、宗男氏もロシア訪問問題で維新を離党している。

来年夏には参院選、来年秋までには衆院選が行われるとあって、なりふり構わずに令和版「ワケあり新党」が結党されるのか。中条氏がキーマンとなってきた。

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