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だいたひかるは驚きの才能の持ち主 初舞台でテレビ出演決定 デビュー4年でR―1優勝

東スポWEB / 2024年5月9日 16時32分

デビューしてすぐ売れっ子になっただいたひかる

“女芸人マニア”として知られているお笑いコンビ「馬鹿よ貴方は」の新道竜巳が、これから“馬鹿売れ”しそうな女芸人を紹介するこの連載。今回は少し趣向を変えて、デビューからわずか4年で賞レース優勝という快挙を成し遂げた、才能と運を併せ持つ女ピン芸人の軌跡を追ってみた――。

【プロフィル】
芸名‥だいたひかる
所属‥吉本興業
デビュー‥1998年
生年月日‥1975年5月25日

才能と運がこんなにも同居しているのかと思わされる芸人さんです。もともとお笑いを始めたのは、東京・池袋にあったカルチャーセンターのお笑いスクール。養成所は「値段が高い」との理由で行かなかったそうです。

ただ、お笑いスクールには2度しか行かなかった。ネタの作り方も分かっていないなか初舞台に出ると、自分の思っていることを言っているだけなのに笑ってもらえた。しかもそこに偶然来ていたテレビディレクターの目に留まり、声をかけられた。なんと活動初日の初舞台で、フジテレビ系のネタ番組「ブレイクもの!」への出演が決まったんです。

ちょうどこの番組が始まって新人を探していたところ、偶然だいたさんを見かけたそうです。もちろん実力があったからとはいえ、なんという強運! しかも「ブレイクもの!」に出ると、新人コーナーの1分ネタで5週勝ち抜き、3分ネタに勝ち上がります。

ちなみに3分ネタコーナーにはバナナマン、底ぬけAIR―LINE、Take2、バカリズム、アンタッチャブルなど人気者ばかりが出ている注目番組でした。そんな番組でだいたさんは、2週目からネタがないからぶっつけ本番で新ネタをかけていた。そしてそのまま勝ち抜くというネタ作り力は驚異です。

当時は「代田ひかる」という表記で活動していました。初舞台から今と同じようなネタの形が出来上がっていたのはすごいと思います。その直後には伝説の番組「ボキャブラ天国」(フジ系)への出演が決まり、下積みゼロで一気に有名になりました。しかし急に忙しくなって気持ちがついていかず、芸歴1年で芸人を一度辞めています。

半年後に活動を再開すると、今度は「爆笑オンエアバトル」(NHK)に出演が決まります。ただ、当時は女性芸人が少なかったため、ジャッジペーパーに「やめちまえ」と書かれたこともあったそうです。

活動を再開してしばらくたった2002年、第1回の「R―1ぐらんぷり」が開催されます。当時は関西ローカルで、関東では決勝の放送はありませんでした。当時は今と違い、決勝のネタ時間はなんと10分! 驚異のネタ時間でした。

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