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【新日本】内藤哲也はATでのジェイク・リー戦に疑問符「新日本のリングでやるのが筋かな」

東スポWEB / 2024年5月23日 5時8分

ジェイク・リー(手前)を攻めポーズを決める内藤哲也

新日本プロレスの内藤哲也(41)が、ノアのジェイク・リー(35)との初シングルが実現する日本プロレスリング連盟設立第2弾大会「ALL TOGETHER(AT)」(6月15日、北海道・北海きたえーる)に疑問符を突きつけた。同試合はジェイクの新日本マット襲来に端を発した遺恨決着戦となるが、大会コンセプトとの乖離を感じている。

22日のノア後楽園大会に参戦した内藤は、鷹木信悟とのタッグでジェイク、タダスケ組と対戦した。コリエンド式デスティーノでジェイクをグロッギー状態に追い込み、鷹木の勝利をアシストするや「このままじゃジェイク・リーのチャレンジマッチになっちまうぜ?」と挑発した。

ATでの一騎打ちに弾みをつけた格好だが、本紙の取材で同戦における唯一の懸念点を明かす。「北海道のお客さまに内藤哲也のシングルマッチをお見せできること、ジェイク・リーの地元で大きな会場で戦えることはうれしいですけど、この試合がATのコンセプトにふさわしいものなのかは分からないですね。むしろ俺は、どうせなら翌日(6月16日)の新日本プロレスの大会だったんじゃないかなと思います」

4月の新日本後楽園大会でジェイクに襲撃を受けた。シングル戦はあくまでその延長線上のもので、2011年8月の第1回大会から続くオールスター戦が標榜する「みんなで一緒に」という大会テーマとは一致しない。「普段絡まない団体同士が同じリングに立つわけですから、まだ誰も見たことのない試合、お客さまが見てみたいと思う試合を実現させるのがATなんじゃないの? ジェイク・リーが新日本にケンカを売りに来て俺が買ったのなら、新日本のリングでやるのが筋かな」と持論を展開した。

ATが決着戦の舞台となったのは、6日に日本武道館で開催された前回大会の6人タッグ戦で内藤がジェイクに3カウントを奪われたことが理由の一つと考えられる。しかし内藤はこれにも異を唱える。

「あれも、もとはといえば新日本の大会でデビッド・フィンレーが提案したままのカードですから。何でそのまま通るのか、日本プロレス連盟はフィンレーに弱みでも握られてるのかなと疑ってしまいますね」と、連盟にまで疑惑の目を向けた。

さらに試合順に関しても言及。大会まで1か月を切った22日時点で決定カードはこの1試合のみだが、「他の試合に関してはまだ分からないけど、本当にATにふさわしいカードが揃うのであれば俺の試合は第1試合でもいいんじゃないかなと思ってますよ」と提案した。

異例の要望は、ATの開催意義よりも自身の試合結果を最優先するという決意の裏返しだ。「いろいろ言ったけど、それでテンションが下がるわけではないので。組まれたからには逃げも隠れもしないし、もちろん勝つことにこだわりますよ」。お祭りムードは一切なく、あくまで勝負に徹する。

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