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【ソフトバンク】千賀滉大に憧れる育成ドラフト6位・藤原大翔の〝現在地〟 球速も体重もアップ!

東スポWEB / 2024年6月3日 11時5分

目標を掲げる藤原大翔

プロ野球界で育成出身として初のメジャーリーガーとなったソフトバンクOBの千賀滉大投手(31=メッツ)に憧れているのが育成ドラフト6位ルーキー・藤原大翔投手(18=飯塚高)だ。周囲からは育成1年目だった千賀を彷彿とさせるといった大器を予感させる声も出ている。そんな高卒ルーキーはどんな思いでプロの門を叩き、何を思って鍛錬に励んでいるのか。現在の胸中や今後の展望などを直撃した。

――プロ1年目の心構えは

藤原 試合で抑えるというよりも、体づくりを一番に考えて技術を高めることを重点的にやっている。来年か再来年の「支配下登録」を目標にやっています。

――焦りはないのか

藤原 ホークスは育成上がりで活躍している選手が多い。最近も3人(仲田慶介内野手、緒方理貢外野手、川村友斗外野手)上がったし、もっと練習しないといけない。仲田さんは誰よりも練習していたと聞いているし、僕も練習して上を目指していければいいなと考えている。

――プロ入り後、これまでのイメージと違っていたことは

藤原 高校時代に思っていたプロのイメージは指導者に教えてもらうのではなく、自分ですべて考えてやる感じなのかなと思っていた。実際は細かく分かりやすく教えてくれるので、成長できるいい環境だなと。変化球でストライクが入らないのが悩みでしたが、奥村四軍ファーム投手コーチ補佐が変化球の投げ方や、真っすぐのコントロールとかを体幹を使って投げるように教えてもらっている。ブルペン投球ではコントロールだけではなく、変化球のキレも良くなっていた。個別練習があるので、ここまで成長できたかなと思っている。

――苦労していることは

藤原 高校時代は投手の中で一番という自信があったが、プロに入るとみんなレベルの高い選手が多いので、それで自信がなくなるというか、焦りが出てくる。誰よりも練習しないといけないという気持ちになる。ブルペンでいい球を投げても、試合では打たれてしまう。

――ブルペンの出来と試合は別ものか

藤原 他の投手は普通に抑えたりしている。だから球速だけではなく、変化球の質やコントロールも大事になってくる。最近は投球動作の流れを確認しているので、室内のブルペンで1日30分程度、個別練習をしている。夜、動きたくなったら同期の佐倉(侠史朗内野手)や中沢(恒貴内野手)と一緒に疲労をためないように意識して練習をしている。

――細身の体形だが、体づくりは具体的にどんなことを

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