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大谷翔平ドジャースが「佐々木朗希獲り」人事 新NPBスカウトに同年代帰国子女を抜擢

東スポWEB / 2024年6月13日 11時8分

メジャー挑戦を公言する佐々木朗希

ワールドシリーズ制覇へ快調だ。大谷翔平投手(29)や山本由伸投手(25)が加入したドジャースが快進撃を続けている。昨オフの歴史的大補強で大きな話題をさらったが、次なるターゲットとされているのがロッテ・佐々木朗希投手(22)だ。早ければ今オフにもポスティングシステムによるメジャー挑戦もささやかれており、米メディアの間では去就が大きな関心事。そんな中、本命視されるドジャースの〝本気〟がうかがえる重大情報をキャッチした。

本拠地のドジャー・スタジアムに戻ったチームは11日(日本時間12日)のレンジャーズ戦で大谷の16号2ランを皮切りに1イニング4発の猛攻を浴びせ、15―2で圧勝。ナ・リーグ西地区で2位のパドレスに7・5ゲーム差をつけ、貯金16で首位を爆走している。

昨オフには空前絶後の大補強を敢行。大谷の10年総額7億ドル(約1014億円=契約当時のレート)や山本の12年総額3億2500万ドル(約465億円=同)など、12億2600万ドル(約1800億円)とも言われる莫大な資金を投下して巨大戦力を構築した。

さらには、かねてMLB挑戦の夢を抱く佐々木が早ければ今オフにも海を渡る可能性がある。2022年4月に完全試合を達成したポテンシャル抜群の右腕は、もちろんメジャー球団にとって格好のターゲット。佐々木の登板日にはバックネット裏にMLBのスカウトが集結する光景が日常化している。

気の早い米メディアの間でも佐々木の動向を気にかけており、3月末には「USA TODAY」の敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール氏が「全ての球団が彼を欲しがっている。だが、彼がドジャース以外の球団に行くことはあり得ない。みんなもう分かっている」と指摘。先月末には「ワシントン・ポスト」が山本やダルビッシュ(パドレス)らの代理人を務めるワッサーマン社のジョエル・ウルフ氏が、佐々木の移籍をサポートしていると報じた。

さらにこの日、ドジャースの専門メディア「ドジャー・ブルー」も「ササキは過去にヤマモトのことを好意的に語っており、それが『ウルフ・オブ・ワッサーマン』を代理人として契約する可能性を示唆しているのかもしれない」「ササキがMLBのフリーエージェント(FA)に登録された暁には、ドジャースと契約することが有力視されている」と伝えた。

本人のあずかり知らぬところで話がトントン拍子に進んでいるわけだが、米球界関係者を「やっぱりドジャースがササキ獲りに本気だ」と驚かせている事象が起きている。それは今季からドジャースのNPBスカウト担当が刷新されたことだ。

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