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【新日本&スターダム】「五輪アスリート」入団勧誘へ 本命はウルフ・アロンか…棚橋社長は格闘技以外にも関心

東スポWEB / 2024年8月14日 5時9分

パリ五輪に出場した柔道のウルフ・アロン(左)と、陸上やり投げ金メダルの北口榛花

プロレス界が狙うのは――。新日本プロレスの棚橋弘至社長(47)が、パリ五輪で活躍したアスリートたちに熱烈ラブコールだ。レスリングで1992年バルセロナ五輪に出場した中西学以来、32年ぶりとなるオリンピアンのプロレス転向が実現すれば、新日本が柱の一つに掲げる「新人の育成」において大きな成果となることは確実。さらに子会社の女子プロレス団体「スターダム」にも〝逸材候補〟をピックアップした。

昨年末に団体トップに就任した棚橋社長は、6月の会見で「若手の抜てきと新人の育成」を方針の一つとして発表。人材発掘には常に目を光らせており、パリ五輪に出場したアスリートにも熱視線を送る。

もちろん他競技からのプロレス転向は、選手本人の希望があってこそのもの。その大前提があった上での〝大本命〟は、柔道男子100キロ級代表のウルフ・アロン(28=パーク24)だ。前回大会の東京五輪で金メダルを獲得したウルフはテレビ番組で、引退後のキャリアとしてプロレス転向、しかも新日本入団の希望を口にしたことがある。

今大会は混合団体で銀メダル、個人ではメダルなしという結果に終わったが、棚橋社長の評価は高い。「基本的にアマレスベースの選手が多い中で、柔道ベースの選手が入ると、また違う化学反応があって面白いと思いますね。荒々しいイメージもあるので、戦う魂があるというのは非常に魅力的です。名前もリングネーム感すらあって、すでにアドバンテージがあるというか。日本でも米国でも活躍できそうな名前じゃないですか」と目を輝かせた。

プロレス界では2020年に中西が引退して以降、五輪出場歴のある日本人レスラーがいない。棚橋社長は「適応能力は人それぞれなので、どこまで自分の体力や技をプロレスにフィットさせていけるのかは分かりませんけど」と前置きつつ、ネームバリューもあるウルフが本格的にプロレス転向を目指すのであれば大歓迎の意向だ。

「有名選手なので、契約金のことも考えないといけないですね」と早くも獲得に名乗りを上げるつもりで、ウルフ自身もパリがラスト五輪だったことを公言しているだけに、今後の動向に注目が集まりそうだ。

ウルフ以外にも〝適正〟のありそうなアスリートは多い。東京五輪後には大張高己前社長がバレーボールの西田有志(24=大阪ブルテオン)を絶賛していたが、棚橋社長もバレーボーラーには興味津々だ。「何よりもまず身長のアドバンテージがありますよね。あとは道場に入って、筋トレしてちゃんこ食えばいいだけなので。とにかくイケメンが多いので、興味があればぜひ、ウチに来てほしいですね。イケメン枠はあればあるほどいいので」とし、石川祐希(28=ペルージャ)と高橋藍(22=サントリー)をピックアップした。

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