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【巨人】一塁・岡本和、捕手・大城の固定を! 伊原春樹氏が提言「4番の打撃に影響しては本末転倒」

東スポWEB / 2024年8月20日 5時9分

2年目の門脇も遊撃のレギュラーで使うと決めた以上、打撃の調子が悪いからと外していては先につながらない。将来の巨人を考えれば、優勝争いの終盤を不動の遊撃で経験させるべきだろう。毎日、起用されるかどうか分からない状況では選手も力を存分に発揮できない。指揮官はドシッと腰を据える必要がある。

もちろん阿部監督には柔軟性もある。前半戦はバントを駆使したスモールベースボールをやってきたが、打線が上向いてくると積極策が多くなった。7月は14勝6敗と好成績を残したが、うまくいかないのに「自分はこうするんだ」と決めつけないところは、現役時代の優勝経験が生きているのだろう。

広島とのマッチレースで心配があるとすれば、チームのマツダスタジアムへの苦手意識だ。ドーム3連戦を終えると、9月の広島戦は全6試合がマツダになる。昨年は3勝9敗と完敗し、今年も1勝4敗2分けと苦手としているが、巨人の同球場での勝ち越しは2013年が最後。チームの骨の髄まで苦手意識が染み込むんでしまっている。

打開策は、経験がない選手こそ積極的に起用することだ。モンテスと浅野にはマツダへのアレルギーはない。特に浅野にとっては昨年8月18日にプロ初本塁打を放った験がいい球場だ。

広島との戦いにおいては再びバント、エンドランを駆使した細かい野球が求められるだろう。広島はどの打者も打席でしぶとく粘って塁に出れば足を使う。阿部監督はそれを参考にすれば勝利への道が開かれるはずだ。(本紙専属評論家)

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