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【ソフトバンク】ドラ1前田悠伍 一軍デビューの期待も「今の真っすぐだと通用しないことが自分でも分かっている」

東スポWEB / 2024年8月26日 11時9分

――お手本にしている選手は

前田 和田投手です。プロで20年できるというのは簡単なことではないので、取り組み方だったりとかは、見てますし、参考になることはたくさんあると思う。これから自分が一軍とかに上がる機会が増えれば、どんどん聞いていきたいなと思います。キャッチボールはすごい意識されていると思う印象は受けているので、どういった意識でやっているかは僕と違うところもあると思うんですけど、そういった意識、キャッチボールひとつであってもランニングとか一つひとつの意識が違うという、そういったところはマネして高い意識でやりたいと思います。

――大阪桐蔭時代、特に学んだことは

前田 西谷浩一監督からは野球の技術もいろいろと学ばせてもらいましたが、やっぱり一番は人間力というか、人間的成長なくして技術進歩なしという言葉を新チームの2年になってから、その言葉を言っていただいた。心に残っているというか人間的に成長しないと成長が止まるというか、人間的に成長していれば自然と技術が上がってくるというふうに言われていたので、まずは人間的なレベルというか、そういったところを上げていくということを一番学びました。

――ところで、グラウンドを離れてからのリラックス法は

前田 基本、外に出ないのでずっとオフの日とかは寝ています。多い時で15時間ほどは寝ます。夜ご飯食べた後はストレッチとかサウナ入ったりしています。寝るのはリラックス法ですし、また寮にあるサウナとかも疲れている時とか、ちょっと休む時は入りますし、あとはネットフリックスの動画、海外のドラマなどを見ています。

――最後にファンにメッセージを

前田 今年中の一軍をもちろん目指しているんですが、その一軍行けるのがベストというか今年の目標でありますが、今のレベルの真っすぐだと通用しないことが自分でも分かっているので、四球とかちょっとは多少荒れてもいいので、球筋、真っすぐにこだわって上がれた時には150キロとかそういったところを見せれたらいいなと思っているので、その際は球場に足を運んで見ていただきたいなというふうに思っています。

☆まえだ・ゆうご 2005年8月4日、滋賀県長浜市生まれ 左投げ左打ち。身長179センチ、体重80キロ。小2年から「高月野球スポーツ少年団」で野球を始め、中学から硬式野球に。大阪桐蔭に進学し、1年秋からベンチ入り。2年春のセンバツで2試合に登板し、優勝に貢献。夏は準々決勝で敗退。3年春のセンバツでは準決勝で敗退し、夏は大阪大会決勝で敗れた。WBSC U―18ワールドカップの日本代表に選出され、台湾との決勝で1点完投勝利して優勝に貢献。2023年のドラフト会議で「外れ1位」で3球団から指名され、抽選で交渉権を獲得したソフトバンクに入団した。

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