【フェンシング】団体銅の〝才女〟宮脇花綸 意外な縁戚いた家系図「誰か調べてくれないですかね」

単独ロングインタビューに応じた宮脇花綸

華麗なる剣士の思いとは――。フェンシング女子フルーレの宮脇花綸（２７＝三菱電機）は、パリ五輪の同種目団体で銅メダル獲得に貢献。日本女子勢で初めて五輪の表彰台を勝ち取った。フェンシング界の歴史に新たな１ページを刻む一方で、帰国後も積極的にメディアや公の場に登場。そんなフェンサーが単独インタビューに応じ、過去に有名クイズ番組に出演した狙い、新１万円札の肖像画に起用された偉人との関係、４年後のロサンゼルス五輪に向けた誓いなど、気になるテーマについて語り尽くした。

――テレビ出演、母校・東洋英和女学院でのセレモニーなど、パリから帰国後も多忙な日々だ

宮脇 みなさんがお祝いをしてくれて、メダルを取れたことがみなさんにとっても大きいことだなと実感している。メディアにも多く出演しているのは、フェンシングを身近に感じてほしいし、日本協会のスポンサーがもっともっと増えてほしいから。やっぱり今は五輪の時しかそんなに注目が集まらないので、今しかできないことをやろうかなという思いで、仕事を受けています。

――東京五輪は代表から落選。新たなスポンサーを探す中で、日本テレビ系のクイズ番組「クイズ！あなたは小学５年生より賢いの？」に出演した

宮脇 自分でアクションを起こさないといけないと思って応募した。メダルを取った後もクイズ番組に応募したことが今のメディアの露出につながっているので、自分からアクションを起こしてよかった。迷いもなくて、人任せじゃなく、自分で応募したり、自分でスポンサー見つけるとか、自分で動くことがあの時必要だったと思います。

――番組では全問正解で賞金３００万円を獲得。貴重な活動費になった

宮脇 小学生ぐらいの問題だけど、よくよく言われてみたら難しいなと感じる問題なので、あまり対策はできなかった（笑い）。最後は国の問題（日本より人口の多い国を選ぶもの）だったけど（日本代表で）フランス人のコーチと接していたり、今まで行った海外遠征の経験がちょっと生きたかなと思います。

――才女として大きな話題を集めているが

宮脇 別にそういうイメージがつくのは悪いことではないし、実際に勉強も頑張ってきた。東洋英和（小学部・中学部）や慶応女子（高校）にも頭がいい子がたくさんいて、東大とか京大とか行った同級生もいる。そういう意味でもすごくいい学校に入った思いがあるので、そういうところが評価されるのは全然嫌な気持ちではないです。