【フェンシング】団体銅の〝才女〟宮脇花綸 意外な縁戚いた家系図「誰か調べてくれないですかね」

――渋沢栄一の縁戚とウィキペディアに書かれている件を一部メディアがネット上で報じたことが話題となった

宮脇 私は今まで聞いたことなかった（笑い）。橋本龍太郎さん（第８２、８３代内閣総理大臣）は聞いたことあったけど…。なんか家系図マニアみたいな人が調べてくれたのかなと思っている。自分の力で（本当なのか）調べると大変なので、誰か調べてくれないですかね（笑い）。

――ＮＨＫの「ファミリーヒストリー」は、多くの著名人の家系図を作成している

宮脇 私もやってほしいですね！

――４年後のロサンゼルス五輪はパリ五輪超えを目指す

宮脇 パリ五輪で１個メダルは取れたけど、まだまだだなと痛感した。団体は準決勝でイタリアに負けてしまって、個人も初戦で負けてしまったのが本当に悔しかった。４年後のロサンゼルス五輪だけじゃなくて、その過程の中でも、普段のＷ杯からメダルを取っていくことを一つの目標に設定をしてやっていきたいです。

――今後どんな選手になっていきたいか

宮脇 私は運動神経がよくないけど（今回のメダル獲得で）「あ、私もできるんだ」と思ってもらえる選手になれたら。子供の時は五輪でメダルを取った選手もいなかったし、日本人でどうやって勝っていくかが見にくかったので「私もできる」と思ってもらいたいですね。（インタビュー・中西崇太）

☆みやわき・かりん １９９７年２月４日生まれ。東京都出身。姉の影響で５歳からフェンシングを始める。ジュニア時代から数々の国際大会を経験し、２０１８年アジア大会では団体の金メダル獲得に貢献した。２１年東京五輪は出場を逃すも、パリ五輪で代表入り。個人戦は初戦敗退に終わったが、団体で銅メダルを奪取。日本女子勢で初めて五輪の表彰台に立った。朝日放送の増田紗織アナウンサーとは、東洋英和女学院小学部・中学部、慶大時代の同級生。１６１センチ。