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大谷翔平〝巨額マネー〟の使い道に「メジャー球団買収」浮上 うごめく投資家グループ

東スポWEB / 2024年8月28日 11時39分

だが今季終盤になっても大谷は開幕前の逆風をはねのけ、躍進を続けている。米国内だけでなく世界的にも話題を集めるスーパースターには、球団運営に強い興味を示している大富豪や投資家たちから注目の的になっているというのだ。

古くから大谷をよく知るMLB関係者の1人が次のように明かす。

「オオタニの活躍が世界中で注目されるにつれ、米国内の投資家が彼との将来的な球団運営を模索し始めている。大手メディアグループを始め、すでに投資家らはオオタニが生み出す巨額資金に大きな魅力を感じている。だが本人が現役中、一切の投資話などに耳を貸さないことは百も承知。だからこそ現役引退後に照準を定め、今から動いている。大谷自身は自身の年俸の使い道を明かしたことはないものの、引退後も野球に携わっていくことだけは間違いない」

そして同関係者は大谷がMLB球団の買収および運営に乗り出すシナリオに関しても、多くの投資家からのラブコールによって「後押しされることになる」とみている。

「投資家らと組めばさらなる資金を得られ、ドジャースを含めた名門球団の運営に参加することも可能。仮に今季『45―45』に加え、チームとともに世界一を達成したらオオタニの市場価値は今の10倍以上になるとも言われている。オオタニが活躍すればするほど、投資家らの動きも活発化する」(前出の関係者)

実績を残したMLB選手の球団運営と言えば、最近では2017年末から22年までマーリンズの共同オーナーを務めた元ヤンキースのデレク・ジーター氏がいる。大谷も〝エグゼクティブ・ロード〟を歩むことになるのだろうか。

【過去の球団買収例】
30球団を擁するMLBで球団買収劇は頻繁に繰り返されている。

長い歴史を誇るドジャースも球団買収の波にさらされてきた。1958年に経営権を取得したウォルター・オマリー氏がニューヨーク・ブルックリンからロサンゼルスに本拠地を移転。同氏は球団の顧問弁護士だった。その後、経営難から球団は2011年6月にMLBに破産を申請。12年に現在のオーナーである「グッゲンハイム・パートナーズ」CEOのマーク・ウォルター氏が買収した際は20億ドル(当時のレートで約1660億円=以下同)だった。

またマーリンズは17年、元ヤンキースの英雄であるデレク・ジーター氏らの投資グループに買収されたが、その額は12億ドル(約1356億円)と報じられている。

最新の球団買収劇は今年1月。オリオールズが17億2500万ドル(約2553億円)で米投資ファンド、カーライル・グループの共同創業者、デービッド・ルーベンスタイン氏に球団を売却することで合意した。

一方、日本では参入の際、NPBへの預かり保証金など約30億円が必要となる。それ以外の「買収額」は04年にダイエーからホークスを買ったソフトバンクが総額200億円、11年にベイスターズの球団株式を保有したDeNAが65億円とされている。

なお04年の楽天は新規参入のため、純粋な球団買収費用は0円だった。

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