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【マリーゴールド】ワールド王者Sareee リーグ戦敗退で要求「すぐにでもボジラとタイトル戦を!」

東スポWEB / 2024年9月29日 6時13分

ボジラ(下)との真っ向勝負を挑んだSareeeだったが…(©マリーゴールド)

女子プロレス「マリーゴールド」のワールド王座を保持するSareee(28)に、2人の挑戦者候補が現れた。

シングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」スターリーグ最終公式戦(28日、名古屋)でSareeeは〝大怪獣〟ボジラ(21)と激突。大会前の時点では勝ち点10の単独首位で、引き分け以上で同日の優勝決定戦進出が決まる状況だった。

真っ向勝負を挑んだSareeeだったが、規格外のパワーを誇る大怪獣に苦戦が続いた。リストクラッチ式裏投げを狙うが決めきれず、ならばと丸め込みにかかる。それでも3カウントを奪えず、セカンドロープからのムーンサルトプレスの餌食に。最後はシットダウン式のパワーボムで完璧な3カウントを奪われてしまった。

試合後は本部席に預けてあった深紅のベルトをボジラに奪われ、指をさしながら王座取りをアピールされる始末。Sareeeは慌てて奪い返したが、屈辱的なシーンだった。しかもスターリーグは勝ち点を11に伸ばした桜井麻衣に逆転での1位突破を許し、優勝決定戦の舞台に進めなかった。

試合後のSareeeは「めちゃくちゃ悔しい。マリーゴールドで初の黒星をボジラにつけられて…。ここでしっかり勝っていたら有言実行、優勝決定戦に行けたのに、本当に悔しいです…」と唇をかみ締めた。

当然、このままでは終われない。「正直、ちょっとワクワクしている気持ちもあって。強いヤツが現れた。私はこのマリーゴールドで倒さなきゃいけないヤツがいます。私のわがままになってしまうかもしれないけど、今すぐにでもボジラとこのベルトをかけてタイトルマッチを組んでほしい。お願いします」と初防衛戦の相手に逆指名した。

この日はリーグ戦優勝者の林下詩美からもワールド王座への挑戦を表明されたが、王者は大怪獣へのリベンジを優先させたい意向だ。

「私は強いヤツから逃げない。ここからもっともっと、マリーゴールドで自分の道を切り開いていきます」と誓う太陽神が試練の防衛ロードを突き進む。

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