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【バレーボール】関菜々巳 海外挑戦の理由は「プレー以外も…」 オール5で大学進まなかった経緯も告白

東スポWEB / 2024年10月1日 11時8分

日本代表セッターとしてパリ五輪にも出場した関菜々巳

異国の地で新たな一歩を踏み出す。バレーボール女子でパリ五輪代表のセッター・関菜々巳(25)は、2024~25年シーズンからイタリア1部リーグのイモコ・コネリアーノでプレーする。五輪では1次リーグ敗退に終わり、リベンジに向けて世界最高峰の舞台への挑戦を決断した。6日(日本時間7日)のシーズン開幕を前に、本人を直撃。千葉・柏井高時代に「オール5」と学業も優秀だった才女が、自ら貫いてきた〝バレー愛〟について熱弁を振るった。

――パリ五輪は2大会連続で1次リーグ敗退に終わった

関 五輪に出てメダルを獲得することを目標にしていたので、悔しい思いはある。でも、ネーションズリーグ(VNL)の時から、まずは五輪に出るという目標を言ってきた。その目標を達成することができたし、五輪という舞台で素晴らしい経験をさせていただいた。

――VNL、パリ五輪は途中出場が目立った

関 あまり経験したことがなかったけど、自分が先発の時は途中出場の選手に助けてもらったこともたくさんあった。途中出場の方が難しいと聞いてはいたけど、身に染みて感じた。そこでも、いつも通りのプレーができるようにしないといけないと思いました。

――4年後のロサンゼルス五輪も目指す

関 パリ五輪を経験したことで、あの舞台で結果を残したい、4年後の五輪でメダルを獲得したい気持ちがまた強くなった。自分自身のことについては、やっぱりトスの精度だったりを上げていかないといけないし、チームの柱になるような存在になっていきたい。

――真ん中の攻撃を軸としたトスワークが武器

関 東レに入団した時から、真ん中の攻撃を持ち味としてやってきた。悩んだ時期もあったけど、調子がいい時は真ん中の攻撃が決まってリズムもできている。そこはどんなことを周りから言われようと、持ち味としてやっていきたいです。

――セッターのやりがいや意識していることは

関 常にアタッカーの良さは引き出したいと思っている。自分が攻撃するわけでもないし、1本目を上げてくれたボールをアタッカーに託すポジションなので。もともとは話すことがあまり好きじゃなかったけど、チームメートと会話を増やしていくことも大事。バレーボールだけで各選手とつながることはできないので、普段の会話も大切なのかなと思っています。

――高校では学業もトップクラスだったが、大学に進学はしなかった

関 もともとは「大学に行きます」と返事をしていたけど、その後に東レさんから声をかけていただいた。アンダーカテゴリーで一緒だった林琴奈(JT)など、今も代表に入るようなメンバーと一緒にプレーをしていて、先生からは「みんなVリーグ(現SVリーグ)に行って、いつか日の丸をつけると思う。その時にお前は大学に行って、その場にいなくて後悔しないか」みたいなことを言われた。いろいろ考えた時に、大学に行ったら後悔しそうだなという思いが一番に出てきた。負けず嫌いなので「実業団に行っていれば代表に選ばれたかもしれない」という思いが出るのがすごく嫌だなと思って、実業団でのプレーを決めました。

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