大谷翔平 崖っぷちの状況にも前向き「流れを持ってこれれば必ず２連勝できる」

――初のポストシーズン、すごいあの雰囲気っていうか、別だと思うんですけども、何か全体的な感想っていうのはびっくりしたことなかありますか

大谷 いや、まずはここでできてること自体に感謝したいですし、ここまで健康で野球ができていること、今日もしっかりプレーできたことにまずしっかり感謝したい 思うので、明日に向けてまたしっかり調整して頑張りたいと思っています。

――８回は自分の中で外角高めのスライダーはボールに見えたのか

大谷 いいピッチングではあったので、せめてファウルにできればよかったかなと思います。その前のまっすぐ２球もちょっと甘かったんで、もちろんそれを打てるのが一番よかったかなと思います。

――データ上は追い込まれたことになりますけど、チームの雰囲気、大谷さん自身、今の状況をどういう風に捉えていますか。

大谷 もう２連勝すれば勝ちっていう、そういうゲームだと、やればいいんじゃないかなと思うので、ここまで１勝２敗というのも、別に考える必要もないですし、単純に２連勝するゲームだと思えばいいんじゃないかなとは思います。

――ここまでの３試合はオオタニさんにとってもチームにとってもいいところも悪いとこもたくさん出たと思いますけど、初めて出るこの３試合っていうのは今どういう実感がありますか。

大谷 どうですかね。さっきも言いましたけど、まずここでできることっていうのがやっぱ特別だと思いますし。うん。このゲームをしっかりと自分自身かみしめてるところはあると思うので、 そこが一番大きいかなとは思います。

――あとがない戦いになりますけど、そういう時に個人としてもチームとしても一番大事なことというか、心がけるべきことっていうのはこんなことになりますか。

大谷 さっきから言ってますけど、もう２連勝すればいいゲームだと思っているので、後がないとかっていう感覚自体が僕、今のね、僕には特にないかなとは思うので、うん、もうそこの ２連勝すればオッケーっていう、そういうゲームだと思っています。

――ポストシーズンは１打席の重みというのがちょっとレギュラーシーズンも変わってくると思うんですけれども、気負わずに振られているのか、それともちょっとそういうのは感じられているのか。

大谷 状態自体はいいとは思いますね。やっぱり今日も捉えてはいるので、あそこに入ってくれたらゲーム戻すいい１打にはなったと思うんですけど、あと少しのところだったかなとは。

――相手。ま、当然ですけど。決戦でかなり厳しいコース使われてるなと思うか

大谷 いや、変わらないですかね。そこはシーズン中と特に攻め方というか、ボール自体の見え方とか来かたとかっていうのは特に 大きく変わってる感じはしないので、ゾーンを保ってしっかりするっていう、シンプルそこだけかなとは思います。