完敗ドジャースベンチにヘビ出現…地元メディア落胆「敗北を防げなかった」

第２戦はメッツに完敗だったドジャース・大谷翔平

ドジャースは１４日（日本時間１５日）に本拠地ロサンゼルスで行われたメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第２戦に３―７で完敗。通算成績は１勝１敗となり、１６日（同１７日）の第３戦から舞台を敵地ニューヨークに移す。

序盤の２回までにリンドアにソロ、ビエントスにグラウンドスラムを浴びるなど大量６点のビハインドとなった中、５回の守備を終えると三塁側のドジャースベンチに〝珍客〟が登場した。無失点でマウンドから戻ってきたハニーウェルがベンチ内の階段を降りようとしたところ、ニョロニョロとはい回る細長いヘビを発見。米メディア「アウトキック」は「ドジャースのダッグアウトに生きたヘビが出現。ロサンゼルスの運がさらに悪くなる」と伝えた。

さらに、目の前に立っていたグラスノーはハニーウェルに足元を指差されて初めてヘビの存在に気づき「身長６フィート７インチのエースは南カリフォルニアの人なら誰でもするように凍りついたような反応を示した」とも詳報した。

そのヘビは男性係員が手にしたタオルにくるまれてどこかへ運ばれて行き、打線は直後の攻撃でマンシーがソロを放ち、６回にはエドマンの適時打で２点を返したが、反撃もここまで。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」（電子版）は「ダッグアウトをはうヘビもドジャースの敗北を防げなかった」と落胆を隠せなかった。

今季のドジャースでは４月３０日（同５月１日）のダイヤモンドバックス戦（チェース・フィールド）で、バックネットの最上部にミツバチの大群が集結。試合開始が約２時間遅れるハプニングも発生した。大谷翔平投手（３０）や山本由伸投手（２６）も困惑した様子で見上げ、その後、ハチは駆けつけた業者によって回収され、自然にかえされた。