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16年ドラ4で巨人入団 池田駿氏 引退後は公認会計士試験に一発合格!1日10時間の猛勉強

東スポWEB / 2024年10月22日 14時10分

恩師に教わった継続のコツを胸に刻む池田駿氏

さらなる高みを目指して――。2016年にドラフト4位で巨人に入団した元左腕・池田駿氏(31)が異色の道を歩んでいる。現役時代は主にリリーフとして活躍し、21年の引退後は1日合計10時間にも及ぶ猛勉強を1年10か月も続け、合格率7.67%(23年当時)の超難関である公認会計士試験に一発で合格。第2の人生を歩む池田氏は本紙のインタビューに応じ、激動の半生と今後に描く未来を語った。

最初は本当に1日5~10分からの勉強

――社会人野球を経てドラフト4位で巨人入り

池田氏 ドラフトで選ばれた時も(社会人野球で)優勝した時も、小中高大…とたくさんの友達に出会ってきて、そういった方たちからたくさん連絡をもらいました。その時「本当にプロになったんだな」って実感がありました。特にジャイアンツってレジェンド級の活躍をされた選手がたくさんいますので、そういった方と関係を持てたというのは、本当に人生ですごいいい経験になりました。

――今季の巨人はリーグ優勝。阿部監督とはチームメートだった

池田氏 そうですね。もうシンプルに「いや、すごいな」って思います。(阿部監督は)厳しさももちろんある一方で、ちゃんと結果を残した時とか、ちゃんと頑張ってる時にはねぎらいの言葉とかをかけてもらっていたんで。そういう存在ですかね。自分の中では監督というよりかは、一選手としての印象が強いです。

――選手としての阿部監督はどんな感じだった

池田氏 優しくて怖い感じです(笑い)。実は僕、1回試合中にマウンドで怒鳴られた時があって。なかなか自分の思うような投球ができずにへっぴり腰になっていて、タイムがかかって野手が集まる時に一塁に就いていた阿部さんがマウンドに駆け寄ってきて。そんな僕を見て、比喩的な表現ですけど「どんどん相手バッターに当てるぐらい攻めていけよ」ってはっきり言ってくださったんです。表面上はね、物静か…というか、クールな感じに見えるかと思いますけど、結構熱い方だと思います。

――移籍先の楽天では今季で今江監督が退任

池田氏 僕、今江さんめっちゃ好きだったんで。二軍の時のコーチで仲良くさせてもらってたんです。当時は「絶対、いい監督になるだろうな」と思ってたんで、一軍監督就任ってなった時は正直「選手たちいいな…」って思いました(笑い)。

――当時の今江監督の印象は

池田氏 年はそれなりに離れているんですけど、すごい指導者なのにいい意味で気取らないというか。めちゃめちゃ選手目線で、選手の気持ちをすごい分かっているんで、結構思ったことも口にできますし、選手と(距離が)近かったのでとてもやりやすかったですね。

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