1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 格闘技

パリ五輪柔道金・角田夏実の揺れる思い ロス五輪、結婚願望…悩める胸中明かす

東スポWEB / 2024年11月8日 12時19分

インタビューに答えた角田

揺れ動く女王の胸中は――。柔道女子48キロ級の角田夏実(32=SBC湘南美容クリニック)は、今夏のパリ五輪で日本柔道史上最年長となる31歳11か月で金メダルを獲得。帰国後はテレビやイベントなどに引っ張りだこで、一躍人気者となった。その遅咲きのヒロインは、4年後のロサンゼルス五輪を含めて今後に目指す道を熟考中だという。単独インタビューでは、柔道への思いから総合格闘技への興味、結婚願望に至るまで気になるテーマについて語り尽くした。

――改めてパリ五輪はどんな大会だったか

角田 五輪の数か月前のケガ(ヒザなど)をしていた時は「五輪なんか夢に見るもんじゃないわ」って言いたかった(笑い)。ケガが痛くて練習を休んだ分、試合で後悔しそうだなとか考えちゃっていたけど、頑張って金メダルを取れた時に「夢を見てよかった」と思ったし、五輪が与える影響力の大きさを感じている。柔道教室とかで金メダルを見せた時の子供たちの表情とかは今まで見たことない感じだったので、人を笑顔にできる金メダルの効果はすごいなと思いました。

――夢を実現させた自身へのご褒美は

角田 外に出ることが多くなったので、靴を買おうかなと思っている。スーツを着て靴を履いている時に「そのローファーどこの?」と聞かれるけど、めっちゃ安い(笑い)。3000円くらいだったし、1回靴底がはがれた時が出先だったので、コンビニでボンドを買って補強したけど、その後も履けている。みんなには「もう買い替えなさい」と言われているけど、履きやすくて…。ただ、そろそろちょっといいのを買おうかなと思っています。

――テレビで角田選手を見る機会が多い

角田 やっぱり知名度が高い方が子供たちもわかりやすいし、テレビに出る時は、だいたいダイジェストで試合とか流してくれるので、柔道をしたことがない子やちょっとやっている子が、ともえ投げをやってみたいとか、柔道をしてみたいという気持ちにつながってくれたらうれしい。道場って他のスポーツよりも最初の一歩が入りづらい部分があると思うので、それをもうちょっと気軽に立ち寄れるぐらいの感じで始めてもらえたら、うれしいですね。

――座右の銘は一石三鳥だ

角田 好奇心旺盛というか、言ってしまえば欲張りなので、得られるものを全部得たいなと(笑い)。1つの石を投げて何か3つ得られたらいいなぐらいな感じで生きた方がいいのかなと思っている。何かしなきゃと思った時に、理由を3つぐらい見つけるとめっちゃやりたくなる。例えば、柔道だったら仕事なので練習はしなきゃいけないけど、プラスでやせられるとか、練習後のご飯はおいしいとか、無理やり結びつけると動けますね。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください