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【広島】小園海斗 2025年は〝長打量産〟 来年WBCで鈴木誠也と共闘へ「もっともっと頑張らないと」

東スポWEB / 2025年1月3日 5時9分

新春インタビューで、今季の大暴れを誓った広島・小園海斗

覚醒の1年に――。広島・小園海斗内野手(24)が新春インタビューに応じた。2024年は初の全試合出場、日本代表・侍ジャパンでは「プレミア12」でベストナインにも選出されるなど国内外で存在感をアピール。25年は打撃面で長打増産を期す一方、来年開催のWBC出場にも意欲をみなぎらせる。赤ヘルの先輩で尊敬の念を抱く日本人メジャーリーガー・鈴木誠也(カブス)と国際舞台での〝共演〟を目標に、今季の大暴れを誓った。

――昨季は初の全試合出場。リーグ11位の打率2割8分、得点圏打率はチームナンバーワンの3割4分1厘。打撃面を振り返って

小園 チャンスで粘り強くという打撃ができたのは良かったですが…。昨年は単打が多かったので今年は二塁打とか、外野の間を抜くような打球、越えていく強い打撃をもっと見せられるようになりたいですね。

――そこを目標に秋季練習から打撃改良に取り組んだ。その後の日本代表「プレミア12」では7試合で打率3割8分7厘、2本塁打、8打点。確かな手応えが残った?

小園 それはありますが、レギュラーシーズンで結果を残すことを目標にやっていることなので。過程としては良かったなとは思いますが、そこは気を抜かずに…というところですね。

――61打点だが、得点圏の場面で57打点。長打力を磨けば、打点ももっと増えていく

小園 得点圏以外の場面で、もうちょっと打てれば打点も増えると。そうなれば打線も、もっと活気づけることができますし、他にもホームランを打てる選手はチームにもいますが、僕も少しだけでもいいから増やしたいなと。(今季は)本塁打は10本以上は打ちたいなと思っています。

――守備ではシーズン中に遊撃から三塁への配置転換。今年は三塁のレギュラーを念頭に準備するのか

小園 はい。もう本当に守りは昨年、迷惑ばかりかけてしまったという思いが強いので。言い訳にはしたくないですが(配置転換まで)三塁では正直、ノックも受けていなくて急だったので。今年はもうちょっと考えてやらないといけないし、そこに向けての準備はしっかりしていきたいと思っています。

――プレミア12では二塁手で出場。大会ベストナインにも選出され、攻守にアピールした。印象深い試合は

小園 やっぱり、スーパーラウンドの米国戦。2本ホームランも打てて、活躍できたのはすごい自信にもなりました。

――世界各国のトップ選手が集う大会で気になる選手は

小園 韓国のサード…金倒永(キム・ドヨン=21)。やっぱりすごかったですね。2023年のアジアチャンピオンシップでも戦いましたが、1年で全然違う雰囲気になっていた。韓国ですごい数字を残していて、活躍しているという情報はシーズン中から聞いていましたし。

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