【酒飲みの新常識】実は40代以上の方が不安?「職場の飲みニケーション」安パイ対応は…
東スポWEB / 2025年1月12日 10時3分
年末年始は例年にも増して飲み会が多かった。久しぶりに顔を合わせる友人も多く、「やっぱり飲みニケーションって大事だなぁ」と思った。
だがしかし、日本生命が行ったアンケートによると、飲みニケーション不要派は全体の56.4%。理由は「気を遣うから」「参加費が高い」などさまざまだ。酒席で仕事を取ってきた昭和世代にとって、飲みニケーションは必須。「飲み会も仕事のうち」だというのに今の若者は…と思いきや、飲みニケーション肯定派の多くは何と20代。一方、否定派は40代以上が多く、20~30代を上回る結果となっている。これは一体どういうことなのだろう?
中小企業向けにセミナーを実施する商工会の知人に聞いたところ、「40代以上の方は、飲み会で部下に対し、知らぬ間にパワハラやアルハラをしてしまうのではないか」と不安視している人が多いのだという。
つまり飲み会で気を遣っているのは、若者ではなく、40代以上の中間管理職のほうなのだ。確かに今はパワハラやアルハラに対し、企業も神経質になっている時代。商工会でもパワハラや若い人とのコミュニケーションをテーマにした研修がダントツ人気なのだそう。いや、それにしても、そんなに気を遣っているなんて。中間管理職は大変だ。
それでも職場の飲み会に参加しなくちゃならない方へ、パワハラにならないための方法をいくつか。酒や出席の強要をしないのは言うまでもない。問題は「話題」である。自慢話、幸せアピール、成功談は相手の自尊感情を傷つけ、ともするとマウンティングと受け取られかねない。意外かもしれないが、アドバイスも同様でモラハラと勘違いされることも。
安パイな対応は傾聴、つまりこちらから積極的に話さず、相手の話を聴くことだ。決して話を流さず、話を共感的にじっくり聴く姿勢が大事であり、「自分を理解してくれようとしている」と思わせるコツである。正直、「そこまでしなきゃいけないの?」と私も思う。だが今の時代、職場の若者とうまくやるには、それなりの努力が必要なのだ。
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