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〝韓国のイチロー〟李政厚 MLB2年目で窮地…韓国メディアも冷淡「血も涙もない世界」

東スポWEB / 2025年1月13日 19時58分

MLBで2年目を迎えるジャイアンツの李政厚

ジャイアンツの李政厚外野手(イ・ジョンフ=26)がMLB移籍2年目にして窮地に追い込まれている。MLB公式サイトは「実力を証明しなければならない10人のFA選手」として、その一人に〝韓国の至宝〟をピックアップした。

李政厚は昨オフにポスティングシステムを利用して韓国キウムから6年総額1億1300万ドル(当時約164億円)とアジア人野手最高額でジャイアンツと契約。しかし、メジャー1年目の昨季は5月のレッズ戦での守備中に外野フェンスに激突し、左肩の手術を受けるなど、そのままシーズンを棒に振った。

元中日の李鍾範(イ・ジョンボム)氏を父に持ち、2022年はKBOで打率3割4分9厘をマークして首位打者、打点王、MVPを獲得。「韓国のイチロー」との触れ込みでメジャー挑戦したが、昨季は37試合で打率2割6分2厘、2本塁打、8打点と不本意な成績に終わり、屈辱を味わった。

ケガに泣いたとはいえ、米メディアだけでなく、ここにきて母国メディアからも厳しい声が出ている。韓国メディア「スポーツ朝鮮」は13日、「李政厚に冷静な物差しが突き付けられた」と見出しを付けて報道している。

「大きな契約ほど重責を担う。リーグでも弱体と評価されるサンフランシスコの戦力で、李政厚の存在感は彼の価値と同じくらい明確に見えた。反論意見も出ない主戦中堅手であり、不動のリードオフの役割を果たせないといけなかったが、予想外のケガのため残念な成績で終わると、2年目に向け、米メディアの視線と評価はより冷たくなった」と指摘した。

その上で同メディアも韓国スターをシビアな目で見ている。「米メディアの報道通り、もう2年目には言い訳が通用しない。すべてが金で動くメジャーリーグだけに、大型契約を結んだ選手にはそれだけの価値が求められる。血も涙もないクールなビジネス世界がまさにメジャーリーグだ」とし、「李政厚の今季はことさら重要だ。ケガやアクシデントなど起こさないように、完全に自身の成績を証明するという大きな荷物を背負って出発しなければならない」と叱咤している。

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