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【巨人】丸佳浩〝あれは練習じゃない〟と話す独自調整「大前提として僕、器用とかじゃないんで」

東スポWEB / 2025年1月14日 5時8分

時間さえあればジャイアンツ球場などで打撃の調整を行う巨人・丸佳浩

Gの連覇にはやはりベテランの力が必要不可欠だ。巨人・丸佳浩外野手(35)は昨シーズン、138試合に出場し、打率2割7分8厘、14本塁打、45打点と安定した成績で4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。外野手の中では出場138試合で昨季チーム最多を誇り、不動の1番打者としても信頼を置かれ、出塁率は3割6分をマーク。今季もリードオフマンとして期待される丸が自らに課し続ける「あのルーティンワーク」について独白した。

丸は11日に行われた都内でのトークショー終了後、報道陣に対応。これまで同様に今オフもジャイアンツ球場の室内でマシンを使った独特の打撃練習を行っていることについて質問されると、即座に「あれは練習じゃない」と断言した。

その上で「あれは『習慣』というか、感覚的には全然練習でも何でもない。春のキャンプに向けて、シーズン終盤の感覚が全然変わった状態で春のキャンプに行って…ってやりたくないので。ある程度は維持しておきながら『キャンプで違ったことをやろう。こういうことをやろう』って思って入りたいので」と熱弁。あくまで「野球勘」を維持するためのアップであることを明かしていた。

通常で大体20~30分ほど。長くなると1時間前後も一球打ち返すごとに「シューッ」と言い放ち、打撃を丁寧に確認している。「ルーティン」と化している行動に関し理由を聞くと、話は赤ヘル時代にまでさかのぼった。丸は「カープで一軍に出続けるようになってから…かもしれないですね。シーズン中は休みだとしても、不安だから球場行って体を動かしていた」と説明しつつ「動かしといた方が不安がちょっと晴れるみたいな感じだったと思うんですけど、結局はそれが自分の中では1つの『流れ』になっていった」と振り返る。

さらに丸は、次のように「意外な面」も打ち明けた。

「もともと大前提として僕、器用とかじゃないんで。(休みで練習の間隔が)ちょっと空いちゃうと、本当にもうわかんなくなっちゃうんですよ。シーズン中でも1日空いたりとかしたら、正直すごい嫌です。だから、今は、どちらかと言ったら『やむを得ず休んでる』って感じ。ホントだったら動きたい。動きたいのを我慢してます」

こうして培われてきた〝丸ルーティン〟。プロ16年目を迎える今は、さすがに休日返上でオーバーワークになると、体が悲鳴を上げることもあるという。それでも己と冷静に向き合いながら、今春キャンプでの「新たな挑戦」を前に刃を研ぐ。

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